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J-GLOBAL ID：201402294421994639   整理番号：14A0687817

BNCT後のT98G神経膠腫細胞中で線量率効果を観測した

Dose-rate effect was observed in T98G glioma cells following BNCT

著者 (7件)： KINASHI Yuko (Kyoto Univ., Res. Reactor Inst., Osaka 590-0494, JPN) ,  OKUMURA Kakuji (Kyoto Univ., Res. Reactor Inst., Osaka 590-0494, JPN) ,  KUBOTA Yoshihisa (National Inst. of Radiological Sciences, Chiba, JPN) ,  KITAJIMA Erika (Osaka High-technology Coll., Osaka, JPN) ,  OKAYASU Ryuichi (National Inst. of Radiological Sciences, Chiba, JPN) ,  ONO Koji (Kyoto Univ., Res. Reactor Inst., Osaka 590-0494, JPN) ,  TAKAHASHI Sentaro (Kyoto Univ., Res. Reactor Inst., Osaka 590-0494, JPN)
資料名： Applied Radiation and Isotopes  (Applied Radiation and Isotopes)
巻： 88  ページ： 81-85  発行年： 2014年06月 
JST資料番号： C0201A  ISSN： 0969-8043  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： BNCTでは高LET放射線が発生するが,線量率効果は殆ど知られていない。T98G腫瘍細胞にBPAと共に中性子混合ビームを照射した。正常組織由来細胞として,CHO-K1細胞と二本鎖DNA切断修復欠損細胞xrs5にBPA無しで中性子を照射した。xrs5細胞には線量率効果は存在しなかった。T98G細胞における線量率での中性子照射間の違いは細胞生存能だけでなく,照射後24時間における53BP1病巣検定によっても支持された。20ppmのBPAを含むT98G細胞のBNCTの線量率効果はγ線照射よりも大きかった。CHO-K1細胞がBPAを含まないときの中性子ビームの線量率効果はγ線照射よりも低かった。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *中性子捕獲療法 ,  神経膠腫 ,  *放射線効果 ,  線エネルギー付与 ,  *中性子照射 ,  CHO細胞 ,  二本鎖DNA切断 ,  γ線照射 ,  フェノール類 ,  CHO-K1細胞 ,  *線量率効果
準シソーラス用語： *ホウ素中性子捕獲療法

分類 (1件)： 腫ようの放射線療法  (GE03034K)

物質索引 (1件)： BPA

タイトルに関連する用語 (5件)： BNCT ,  神経膠腫 ,  細胞 ,  線量率効果 ,  観測