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J-GLOBAL ID:201402294856983884   整理番号:14A1120975

結合部位要素とテンションスティフニングモデルの同時使用におけるFEAの二重計数問題

Double-Counting Problem of FEA with Simultaneous Use of Bond Link Elements and Tension-Stiffening Model
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 206-214 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0424A  ISSN: 1347-3913  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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この論文は,結合部位要素,個別の補強要素,およびテンションスティフニングモデルが同時に用いられる有限要素法(FEA)に於ける二重計数問題の解析的調査を報告する。技術者や研究者らは,補強鉄筋とコンクリート間の付着滑りを表現する為にFEAで結合部位要素をしばしば用いる。他方,スミヤードクラックモデルの場合には,結合挙動をコンクリートのテンションスティフニングモデルによって間接的に表現する。もし結合部位要素とテンションスティフニングのモデルを同時に用いると,結合の効果を二重に計数する心配がある。それ故,事例として一軸引張試験片を,二重計数効果を調査する為に3つの異なる解析法によって解析した。1)スミヤードクラックモデルは,全く二重計数効果がない,一方2)個別亀裂解析は,引張コンクリート応力の二重計数があり,過剰亀裂となる,3)遅延亀裂を伴う個別亀裂解析も二重計数を生じるが,過剰亀裂は生ぜずテンションスティフニング関係が過剰評価される。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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コンクリート構造  ,  計算機シミュレーション 
引用文献 (7件):
  • Kanakubo, T., Sato, Y., Uchida, Y., Watanabe, K. and Shima, H., (2012). “Japan Concrete Institute TC activities on bond behavior and constitutive laws in RC (Part 3 Application of Constitutive Laws for FEA).” Proceedings of Bond in Concrete 2012, Brescia, Italy, 1, 105-112.
  • Ko, H. and Sato, Y., (2004). “Analysis of FRP-strengthened RC members with varied sheet bond stress-slip models.” Journal of Advanced Concrete Technology, 2(3), 317-326.
  • Naganuma, K., Yonezawa, K., Kurimoto, O. and Eto, H., (2004). “Simulation of nonlinear dynamic response of reinforced concrete scaled model using three-dimensional finite element method.” Proceedings of 13th World Conference on Earthquake Eng. (WCEE 13), Vancouver, BC, Canada, 586.
  • Ngo, D. and Scordelis, A. C., (1967). “Finite element analysis of reinforced concrete beams.” Journal of ACI, 64(3), 152-163.
  • Sato, Y. and Vecchio, F. J., (2003). “Tension stiffening and crack formation in reinforced concrete members with fiber-reinforced polymer sheets.” ASCE Journal of Structural Engineering, 129(6), 717-724.
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