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J-GLOBAL ID:201402296283349673   整理番号:14A0355598

油料種子作物であるCrambe abyssinicaのω-6脂肪酸デサチュラーゼ(CaFAD2)遺伝子ファミリーの機能解析

Functional analysis of the omega-6 fatty acid desaturase (CaFAD2) gene family of the oil seed crop Crambe abyssinica
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巻: 13  号: Oct  ページ: 13:146 (WEB ONLY)  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:Crambe abyssinicaは種子油における高いエルカ酸(C22:1,55~60%)を産生し,多価不飽和脂肪酸(PUFA)レベルの低下によりさらに増加した。ω6-脂肪酸デサチュラーゼ酵素(FAD2)はPUFA性合成に関与することが知られている。ハマナでは,3つのCaFAD2遺伝子,CaFAD2-C1とCaFAD2-C2とCaFAD2-C3が発現している。結果:油組成に対する各CaFAD2遺伝子の個別効果を種子油の組成に関連して,異なる発現レベルに関するトランスジェニック系統(CaFAD2-RNAi)を検討することで解析した。6つの第1世代トランスジェニック植物(T<sub>1</sub>)はC18:1増加(6%~10.5%)とPUFA低下(8.6%~10.2%)を示した。これらのT<sub>1</sub>植物におけるサイレンシング効果は3つすべてのCaFAD2遺伝子の中程度サイレンシング(40%~50%低下)からCaFAD2-C3単独の強力なサイレンシング(95%低下)までの範囲だった。2つのT<sub>1</sub>植物(WG4-4とWG19-6)の子孫をさらに解析した。4または5のトランス遺伝子挿入を,WG4-4のT<sub>2</sub>子孫における1個の挿入と対照的に,WG19-6の子孫(T<sub>2</sub>)で特性化した。両ファミリー(WG19-6とWG4-4)の個別T<sub>2</sub>植物について,CaFAD2-C1とCaFAD2-C2の種子特異的サイレンシングをいくつかの個別T<sub>2</sub>植物で認めたが,両ファミリーの平均では,これらの遺伝子のサイレンシングレベルは有意ではなかった。両ファミリーにおける発現レベルの有意な低下(P<0.01)を油におけるC18:1とPUFAレベルの有意な差異と共に,CaFAD2-C3についてのみ認めた。結論:CaFAD2-C3発現はC18:1(r=-0.78)とPUFA(r=0.75)のレベルと高度に相関しており,CaFAD2-C3がハマナの油組成変化に関して最も重要なものであることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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油料作物  ,  分子遺伝学一般 

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