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J-GLOBAL ID：201402298830535684   整理番号：14A0483683

多チャンネル反応理論による軽クォークバリオン分光

著者 (1件)： 鎌野寛之 (大阪大 核物理研究セ)
資料名： 原子核研究
巻： 58  号： 2  ページ： 64-80  発行年： 2014年03月 
JST資料番号： G0084A  ISSN： 0367-4169  CODEN： GEKEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電子/光子を入射ビームとする加速器施設で測定される高統計かつ膨大な量の実験データを背景に,多チャンネル反応理論に基づく中間子生成反応の包括的解析を介した軽クォークバリオン分光が,近年著しい進展を見せています。本稿では,反応理論に基づく軽クォークバリオン分光のアプローチを概観した後,多チャンネル反応のダイナミクスがバリオン共鳴の内部構造や生成メカニズムにもたらす新しい観点について紹介します。(著者抄録)

シソーラス用語： バリオン ,  *素粒子理論 ,  *結合チャネル理論 ,  *バリオン共鳴 ,  *δ共鳴 ,  *N共鳴 ,  質量スペクトル ,  形状因子 ,  電磁遷移 ,  ニュートリノビーム ,  核反応 ,  ハイペロン共鳴
準シソーラス用語： *ANL-Osaka DCC模型 ,  *軽クォークバリオン ,  *多チャンネル反応理論 ,  電磁形状因子

分類 (2件)： 素粒子反応と現象論一般  (BF03010W) ,  バリオンとバリオン共鳴  (BF04020O)

引用文献 (31件)：

• E. Fermi et al.: Phys. Rev. 85 (1952) 935; H. Anderson et al.: ibid. 85 (1952) 936.
• J. Beringer et al. (Particle Data Group): Phys. Rev. D86 (2012) 010001.
• R.A. Arndt et al.: Phys. Rev. C74 (2006) 045206.
• S. Capstick and W. Roberts: Prog. Part. Nucl. Phys. 45 (2000) S241; references therein.
• V.D. Burkert and T.-S. H. Lee: Int. J. Mod. Phys. E 13 (2004) 1035.

タイトルに関連する用語 (3件)： 多チャンネル ,  理論 ,  分光