文献

J-GLOBAL ID：201402299252677949   整理番号：14A1293601

電界放出源として単層カーボンナノチューブを使用した蛍光スクリーン平面光源

Plannar light source using a phosphor screen with single-walled carbon nanotubes as field emitters

著者 (6件)： BAHENA-GARRIDO Sharon (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku Univ., 6-6-20 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, JPN) ,  SHIMOI Norihiro (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku Univ., 6-6-20 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, JPN) ,  ABE Daisuke (DOWA Holdings Co. Ltd., 14-1 Sotokanda 4-Chome, Chiyoda-ku, Tokyo 101-0021, JPN) ,  HOJO Toshimasa (Graduate School of Engineering, Tohoku Univ., 6-6-06 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, JPN) ,  TANAKA Yasumitsu (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku Univ., 6-6-20 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, JPN) ,  TOHJI Kazuyuki (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku Univ., 6-6-20 Aoba, Aramaki, Aoba-ku, Sendai 980-8579, JPN)
資料名： Review of Scientific Instruments  (Review of Scientific Instruments)
巻： 85  号： 10  ページ： 104704-104704-6  発行年： 2014年10月 
JST資料番号： D0517A  ISSN： 0034-6748  CODEN： RSINAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を電界放出源とする蛍光スクリーン平面光源デバイスを開発・試作した。デバイスは簡単なダイオード構造である。陰極は,高純度結晶SWCNTを有機In₂O₃-SnO₂中に分散し,界面活性剤を混合したものである。低消費電力で大放出電流を得るために,陰極表面はサンドペーパーで擦傷処理を施す。擦傷痕表面形状計測値をフーリエ変換することで周期性を確認し,サンドペーパー番号を選択することで設計値に合わせた。他方,陽極は,ITOナノ粒子で被覆して慎重に最適化した蛍光体からなる。新規組み立て工程で,陽極・陰極は合わせて組み立てられ平面放出パネルとなる。ダイオード構造のデバイスは低駆動電圧であり,面内輝度均一性も良好であった。照明デバイスとしての比較で重要な因子となる電界放出電流安定性も良好であった。高純度結晶SWCNTを採用した平面放出デバイスは,日常照明への新たなアプローチとしてのポテンシャルをもつ。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *単層カーボンナノチューブ ,  *電界放出 ,  *板 ,  *光源 ,  ダイオード ,  *電極材料 ,  酸化インジウム ,  酸化スズ ,  分散【dispersion】 ,  酸化インジウムスズ ,  被覆 ,  蛍光体 ,  照明 ,  *蛍光板
準シソーラス用語： *蛍光スクリーン ,  ITO

分類 (2件)： 熱電子放出,電界放出  (BM09020S) ,  その他の応用  (NC06040B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 電界放出 ,  単層カーボンナノチューブ ,  蛍光スクリーン ,  面光源