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J-GLOBAL ID:201402299963148353   整理番号:14A0044142

鉄道跡地の遊歩道利用におけるレールバンク制度の運用と有効性-ハイラインにおける合意形成の制度的枠組み-

THE ACTUAL CONDITION AND EFFECTIVENESS OF THE RAILBANKING PROGRAM IN THE CONVERSION OF FORMER RAIL CORRIDORS TO TRAILS -THE INSTITUTIONAL FRAMEWORK FOR THE CONSENSUS BUILDING TOWARD THE REUSE OF THE HIGH LINE-
著者 (4件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 76-89 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0105B  ISSN: 2185-6524  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,米国の連邦制度であるレールバンクの枠組みを示した上で,ハイラインの再利用における所有権獲得の過程とレールバンクの役割について,実際の手続きにおける運用,全体計画に対するレールバンクの有効性という観点から明らかにすることを目的とする.結果,以下の点を明らかにした.1) 反対派の土地所有者によって路線廃止申請が行われる中,事前にレールバンクの利点を認識したニューヨーク市がトレイル申請を行うことで論点を転換し,反対派と密に合意形成を図る場を確保できた.2) 再利用の枠組みをトレイル法に求めたことで,ハイラインは交通路としても位置付けられ,連邦補助金を獲得する優位性を確保できた.さらに鉄道復帰に関する費用負担の代わりに,空間デザインの制約を緩和できる契約を通じて,大規模な施設の改変を保証できた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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開発,再開発,都市整備  ,  鉄道計画・調査 
引用文献 (77件):
  • 1) 例えば,特集:地域に開かれたリノベーション,季刊まちづくり,31 号,学芸出版社,2011. 特集:保存再生の経済学,日経アーキテクチャ,8-24号,日経BP社,2009.
  • 2) 国土審議会土地政策分科会企画部会 低・未利用地対策検討小委員会:低・未利用地対策検討小委員会 中間とりまとめ,2006.
  • 3) 寺田徹,雨宮護,細江まゆみ,横張真,浅見泰司:暫定利用を前提とした緑地の管理・運営スキームに関する研究,ランドスケープ研究,Vol. 75,No. 5,日本造園学会,pp. 651-654,2012.
  • 4) James Corner Field Operations and Diller Scofidio + Renfro: The High Line, Phase 1, a+t : in common I, Issue 25, pp. 98-111, 2005.
  • 5) Gerdts, N. : The High Line, New York City, Topos, Vol. 69, pp. 16-22, Callwey, 2009.
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