特許
J-GLOBAL ID:201403001234048793
茶葉由来のタンパク質分解物の製造方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-082645
公開番号(公開出願番号):特開2014-003971
出願日: 2013年04月11日
公開日(公表日): 2014年01月16日
要約:
【課題】茶葉あるいは茶殻を水乃至温水で抽出して得られる抽出残渣(茶殻)から調製方法が複雑でなく、食用として扱いやすく、優れた血圧降下作用が期待されるアンジオテンシン変換酵素阻害活性ペプチドを多く含有するタンパク質分解物を提供する。【解決手段】茶葉あるいは茶殻をアルカリ水溶液で抽出し、得られた抽出液に酸を加えてpH2から5にすることによりタンパク質画分を沈降させる工程及び、得られたタンパク質画分をタンパク質分解酵素で分解し酵素反応を停止した後に、酵素反応液をpH2から5にすることで未反応タンパク質を沈降させ、酸性水溶液可溶のペプチド画分と未反応タンパク質画分とを分離する工程を順次行う。また、タンパク質分解酵素での分解工程では、中性エンドペプチダーゼ、酸性エキソペプチダーゼを作用させる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程を順次行うことを特徴とするタンパク質分解物の製造方法。
(a)茶葉をアルカリ水溶液で抽出し、抽出残渣を取り除き抽出液を得る工程
(b)抽出液のpHを2から5にすることにより凝集したタンパク質画分を回収する工程
(c)タンパク質画分を、中性エンドペプチダーゼ活性を有する酵素製剤及び酸性エキソペプチダーゼ活性を有する酵素製剤で分解し反応液を得る工程
(d)反応液のpHを2から5に調整して不溶性画分を除去し可溶性画分としてタンパク質分解物を回収する工程
IPC (8件):
A23J 3/34
, A23J 3/14
, A23F 3/16
, A23L 1/30
, C12P 21/06
, A61K 38/00
, A61P 9/12
, A61P 43/00
FI (8件):
A23J3/34
, A23J3/14
, A23F3/16
, A23L1/30 B
, C12P21/06
, A61K37/02
, A61P9/12
, A61P43/00 116
Fターム (36件):
4B018MD59
, 4B018ME04
, 4B018MF01
, 4B018MF12
, 4B027FB30
, 4B027FC06
, 4B027FK09
, 4B027FP90
, 4B064AG01
, 4B064AG23
, 4B064CA21
, 4B064CE06
, 4B064DA01
, 4B064DA10
, 4C084AA02
, 4C084AA03
, 4C084AA06
, 4C084BA02
, 4C084BA08
, 4C084BA14
, 4C084BA43
, 4C084CA13
, 4C084MA16
, 4C084MA35
, 4C084MA52
, 4C084NA14
, 4C084ZA422
, 4C084ZC172
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA11
, 4H045CA30
, 4H045DA57
, 4H045EA24
, 4H045FA70
, 4H045GA10
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
-
京都府立茶業研究所試験研究成績書 平成15年度 概要集, 2004, 223-07,1-2
-
日本栄養・食料学会大会講演要旨集, 2012, Vol.66th, p.110
-
日本薬学会年会要旨集, 2008, Vol.128th, No.4, p.199
前のページに戻る