特許
J-GLOBAL ID:201403001918379497

有機溶媒型つや消し塗料の作製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-251646
特許番号:特許第5624201号
出願日: 2013年12月05日
要約:
【課題】顔料や無機物等のつや消し剤を添加することなく、つや消し性にすぐれた塗面を有し、更に貯蔵安定性、耐水性、耐候性のよい塗膜を与える塗料の提供。 【解決手段】単量体にのみ溶解するセルロース誘導体を単量体に溶解させ、セルロース誘導体を溶解させた単量体を、ラジカルを発生する重合開始剤を用いてラジカル重合させる。単量体が重合体へと合成反応が進むにつれ、単量体中に溶解していたセルロース誘導体は有機溶媒中に析出してき、系全体が懸濁した有機溶媒型重合物が得られる。これを塗料として用いた時、析出したセルロース誘導体と重合体との相互作用により、表面粗さが、1〜10μmのつや消し塗膜を得ることができる。更に重合体とセルロース誘導体とのラジカル重合反応によるグラフト化により、貯蔵安定性のすぐれた塗料を得ることができる。前記単量体がメタアクリル酸エステルとアクリル酸エステルよりなる、重合体からなる塗料。 【選択図】なし
請求項(抜粋):
【請求項1】 (A)単量体にのみ溶解する(B)セルロース誘導体を単量体中に単量体総量の2.5〜10%を含み、アルキル基の炭素数が2以下のメタクリル酸エステルが90〜70重量%、アルキル基の炭素数が2以下のアクリル酸エステルが9.5〜25重量%、カルボキシル基含有単量体が0.5〜5重量%からなる単量体とを、セルロース誘導体は溶解しないが、重合体は溶解する(D)トルエン中にて(C)重合開始剤を使ってラジカル反応により得られる懸濁溶液重合体の製造法。
IPC (4件):
C08F 2/44 ( 200 6.01) ,  C08F 251/02 ( 200 6.01) ,  C09D 133/10 ( 200 6.01) ,  C09D 133/08 ( 200 6.01)
FI (4件):
C08F 2/44 C ,  C08F 251/02 ,  C09D 133/10 ,  C09D 133/08
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (9件)
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