特許
J-GLOBAL ID:201403003407459002

高純度酒石酸ジアルキルエステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 清流国際特許業務法人 ,  昼間 孝良 ,  小川 信一 ,  野口 賢照 ,  佐藤 謙二 ,  平井 功 ,  境澤 正夫 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-035603
公開番号(公開出願番号):特開2014-162758
出願日: 2013年02月26日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】 生産性が高く、且つ純度が高い高純度酒石酸ジアルキルを製造する方法を提供する。【解決手段】 無溶媒条件において、酸触媒存在下、酒石酸に、炭素数1〜4のアルキル基を有する脂肪族アルコールを反応させた後、水分率が1.0重量%以下になるまで濃縮し第一エステル化反応液を得る第一工程、前記第一エステル化反応液に、同じ種類の脂肪族アルコールを添加して均一溶液としてから塩化チオニルを添加して反応させた後、濃縮し第二エステル化反応液を得る第二工程、前記第二エステル化反応液に、固体状のアルカリ金属の重炭酸塩を添加して中和してから固液分離、濃縮、及び薄膜蒸留を行う第三工程を含み、亜硫酸ジアルキルエステルの含有量が0.1%以下、且つ酒石酸モノアルキルエステルの含有量が0.1%以下である高純度酒石酸ジアルキルを製造する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
下記の(第一工程)〜(第三工程)を含む酒石酸ジアルキルエステルの製造方法であって、下記一般式(2)で表される亜硫酸ジアルキルエステルの含有量が0.1%以下、且つ下記一般式(3)で表される酒石酸モノアルキルエステルの含有量が0.1%以下であることを特徴とする高純度酒石酸ジアルキルエステルの製造方法。 (第一工程):無溶媒条件において、酸触媒存在下、酒石酸に、下記一般式(1)で表される脂肪族アルコールを反応させた後、水分率が1.0重量%以下になるまで濃縮を行い、第一エステル化反応液を得る工程 (第二工程):前記第一エステル化反応液に、第一工程と同じ種類の脂肪族アルコールを添加して均一溶液としてから塩化チオニルを添加して反応させた後、濃縮を行い、第二エステル化反応液を得る工程 (第三工程):前記第二エステル化反応液に、固体状のアルカリ金属の重炭酸塩を添加して中和してから固液分離、濃縮、及び薄膜蒸留を行う製品化工程
IPC (2件):
C07C 67/08 ,  C07C 69/70
FI (2件):
C07C67/08 ,  C07C69/70
Fターム (11件):
4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006AC81 ,  4H006AD11 ,  4H006AD17 ,  4H006BA66 ,  4H006BC31 ,  4H039CA66 ,  4H039CD10 ,  4H039CD30 ,  4H039CL25
引用特許:
審査官引用 (3件)

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