特許
J-GLOBAL ID:201403004075755270

銅系摺動部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 今崎 一司 ,  古田 広人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-063100
公開番号(公開出願番号):特開2014-185391
出願日: 2013年03月25日
公開日(公表日): 2014年10月02日
要約:
【課題】 針状Mn-Si系化合物が分散した銅合金からなる基体に固体潤滑剤が埋設されている銅系摺動部材において、針状Mn-Si系化合物の分散状態を制御することにより、優れた耐焼付性を有する銅系摺動部材を提供する。【解決手段】 素地2中に針状Mn-Si系化合物3を分散させた銅合金において、長軸方向の長さが50μm以上である針状Mn-Si系化合物3の総数の50%以上が複数の小粒子4から構成されることで、この銅合金を銅系摺動部材の基体1として用いる場合、摺動中に針状Mn-Si系化合物3が脱落するとしても、針状Mn-Si系化合物3を構成する小粒子4が脱落するようになり、摺動面に露出する固体潤滑剤の表面を傷つけるような粗大な針状Mn-Si系化合物3が脱落する頻度が減るため、焼付き難くなる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
素地中にMn-Si系化合物を分散させた銅合金からなる基体と固体潤滑剤とを用いた銅系摺動部材であって、 前記基体には複数の孔または凹部が形成され、該孔または凹部には前記固体潤滑剤が埋設されている銅系摺動部材において、 前記Mn-Si系化合物は、長軸方向の長さが50μm以上である針状Mn-Si系化合物の粒子を含み、該針状Mn-Si系化合物の総数の50%以上が複数の小粒子から構成されることを特徴とする銅系摺動材料。
IPC (9件):
C22C 9/05 ,  C22C 9/00 ,  C22C 9/01 ,  C22C 9/02 ,  C22C 9/04 ,  C22C 9/06 ,  C22C 9/08 ,  C22C 9/10 ,  F16C 33/12
FI (9件):
C22C9/05 ,  C22C9/00 ,  C22C9/01 ,  C22C9/02 ,  C22C9/04 ,  C22C9/06 ,  C22C9/08 ,  C22C9/10 ,  F16C33/12 A
Fターム (17件):
3J011AA20 ,  3J011DA01 ,  3J011JA01 ,  3J011LA01 ,  3J011MA02 ,  3J011SB02 ,  3J011SB03 ,  3J011SB04 ,  3J011SB05 ,  3J011SB12 ,  3J011SB13 ,  3J011SB15 ,  3J011SB19 ,  3J011SB20 ,  3J011SE05 ,  3J011SE06 ,  3J011SE07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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