特許
J-GLOBAL ID:201403004076174602

ぱちんこ遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 温
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-083562
特許番号:特許第5339653号
出願日: 2013年04月12日
要約:
【課題】 大入賞口を開放させる特別遊技という概念を採用した遊技機において、遊技の興趣性を向上させつつ遊技の保全性を高めるという観点においては、更なる改善の余地がある。 【解決手段】 始動口への遊技球の入球に基づく所定条件を充足した場合において、第一可変入賞口及び第二可変入賞口のいずれかの可変入賞口を遊技者にとって有利な状態とし、当該遊技者にとって有利な状態とする可変入賞口への所定個数の入球又は所定期間の経過となる開閉終了条件を充足するまで、当該遊技者にとって有利な状態とする可変入賞口を閉状態から開状態とし得る遊技である単位遊技を実行するよう構成されており、いずれの可変入賞口を開状態とするかに応じて、所定個数を超過した入球があった場合の報知態様を異ならせるよう構成されているよう構成されたぱちんこ遊技機。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 遊技盤と、 遊技盤に設けられた、遊技球が入球可能な始動口と、 遊技盤に設けられた方形の開口部を有し、閉状態と開状態とを採り得る第一可変入賞口と、 遊技盤上を流下する遊技球が着地して転動可能な球受部材の一部に設けられた方形の開口部を有し、閉状態と開状態とを採り得る第二可変入賞口と、 第二可変入賞口に入球した遊技球が入球し得る特定領域と、 識別情報を表示可能な識別情報表示部と、 遊技の進行を制御する主遊技部と を備え、第一可変入賞口の開口部における長軸方向の開口幅は遊技球2個分の直径よりも長く、第二可変入賞口の開口部における長軸方向の開口幅は遊技球2個分の直径よりも短く且つ遊技球1個分の直径よりも長くなるよう構成されており、第一可変入賞口の開口部における短軸方向の開口幅及び第二可変入賞口の開口部における短軸方向の開口幅は遊技球2個分の直径よりも短く且つ遊技球1個分の直径よりも長くなるよう構成されており、 映像を表示可能な表示領域を有する第一映像表示装置と、 映像を表示可能な表示領域を有する第二映像表示装置と、 第一映像表示装置及び第二映像表示装置への情報出力を制御する副遊技部と を備え、第二映像表示装置の表示領域は第一映像表示装置の表示領域よりも遊技者側に位置し、第二映像表示装置の表示領域と第一映像表示装置の表示領域とは、遊技者側から視認した際に少なくとも一部が重なり合うよう構成されており、且つ、第二映像表示装置の表示領域は、第一映像表示装置の表示領域が視認可能となるよう透過性を有し、 第一映像表示装置の表示領域は、第一表示領域と第二表示領域とに少なくとも分けて演出可能に設定され、 主遊技部から副遊技部へ一方向通信で情報送信するよう構成されており、 主遊技部は、 始動口への入球に基づき乱数を取得し、 前記乱数を保留として一時記憶し得るよう制御し、 前記乱数に基づき当否判定を実行して識別情報の停止識別情報を決定し、 識別情報表示部にて識別情報を変動表示した後、識別情報の停止識別情報を停止表示するよう制御し、 前記当否判定の結果が当選である場合、識別情報の停止識別情報が停止表示されたことを契機として、第一可変入賞口及び/又は第二可変入賞口を遊技者にとって有利な状態とし、当該遊技者にとって有利な状態とする可変入賞口への所定個数の入球又は所定期間の経過となる開閉終了条件を充足するまで、当該遊技者にとって有利な状態とする可変入賞口を閉状態から開状態とし得る開放遊技又は開閉遊技である単位遊技を実行する特別遊技を実行し、 前記当否判定に係る当選確率が所定確率である通常遊技状態と前記当否判定に係る当選確率が当該所定確率よりも高確率である確率変動遊技状態とを有し、特定領域への入球があった場合には確率変動遊技状態とし得るよう制御し、 副遊技部側に送信する情報としては、識別情報に係る識別情報関連情報と、保留に係る保留情報と、特別遊技に係る特別遊技関連情報と、を少なくとも含み、 副遊技部は、 主遊技部側からの前記識別情報関連情報又は前記特別遊技関連情報に基づき、第一映像表示装置の第一表示領域及び/又は第二映像表示装置の表示領域に演出映像を出力し得るよう制御し、 主遊技部側からの前記保留情報に基づき、第一映像表示装置の第二表示領域に保留映像を出力し得るよう制御し、 演出映像と保留映像とは連動した演出を実行可能であり、第一映像表示装置の表示領域のみに演出が表示されている場合には、第二映像表示装置の表示領域の透過率が高く、 主遊技部側からの前記特別遊技関連情報に基づき、第一可変入賞口を遊技者にとって有利な状態とする単位遊技の実行時における開閉終了条件を充足した後に、第一可変入賞口に対して定められた所定個数を超過して入球した場合には、当該超過して入球した旨を遊技者に視覚的に表示する一方、第二可変入賞口を遊技者にとって有利な状態とする単位遊技の実行時において特定領域への入球があった場合には、第二映像表示装置の表示領域に演出映像を出力し、且つ、第二可変入賞口を遊技者にとって有利な状態とする単位遊技の実行時における開閉終了条件を充足した後に、第二可変入賞口に対して定められた所定個数を超過して入球した場合には、第一可変入賞口へ前記所定個数を超過して入球した場合と対比し、遊技者にとって相対的に視認し辛いよう視覚的に表示するか、或いは、当該超過して入球した旨を遊技者に視覚的に表示しないよう構成されている ことを特徴とするぱちんこ遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02 ( 200 6.01)
FI (3件):
A63F 7/02 316 D ,  A63F 7/02 315 A ,  A63F 7/02 320
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第4883820号
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-077094   出願人:株式会社ソフイア

前のページに戻る