特許
J-GLOBAL ID:201403004524744725

穿孔用鍛造金型の設計方法及び穿孔用鍛造金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鶴若 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-258447
公開番号(公開出願番号):特開2014-104482
出願日: 2012年11月27日
公開日(公表日): 2014年06月09日
要約:
【課題】閉空間を持つ環状のホルダーを備える場合には環状のホルダーに作用する引張応力及び穿孔用鍛造工具自身に作用する応力振幅を低減し、環状のホルダーを備えない場合には穿孔用鍛造工具自身に作用する応力振幅を低減し、かつ穿孔用鍛造工具の曲がりを抑制する。【解決手段】穿孔用鍛造工具を保持し、被加工材を押さえ付ける閉空間を持つ環状のホルダーを備える場合には、押圧時における穿孔用鍛造工具の加圧軸方向の微小な縮み(収縮)の弾性変形を積極的に促進し、同時に加圧軸と直交する2次元方向の微小な伸び(膨張)の弾性変形を抑制させる溝あるいは貫通穴を穿孔用鍛造工具に形成し、また、被加工材を押さえ付けるホルダーを備えない場合には、鍛造工具に、押圧時における鍛造工具の加圧軸方向の微小な縮み(収縮)の弾性変形を積極的に促進し、同時に加圧軸と直交する2次元方向の微小な伸び(膨張)の弾性変形を抑制させ、かつ曲げモーメントを抑制する溝あるいは貫通穴を形成する。【選択図】図24
請求項(抜粋):
鍛造加工にて成形される鍛造品の成形穴を有するダイスと、 前記ダイスに対向して配置される穿孔用鍛造工具と、 前記穿孔用鍛造工具を保持し、被加工材を押さえ付ける閉空間を持つ環状のホルダーとを備え、 前記ダイスの成形穴に加工前の前記被加工材を配置し、 前記穿孔用鍛造工具により前記被加工材を押圧して底付きの凹部を有する鍛造品を成形する穿孔用鍛造金型の設計方法であり、 前記穿孔用鍛造工具に、押圧時における前記穿孔用鍛造工具の加圧軸方向の微小な縮み(収縮)の弾性変形を積極的に促進し、同時に加圧軸と直交する2次元方向の微小な伸び(膨張)の弾性変形を抑制させる溝あるいは貫通穴を形成し、 線形有限要素解析により、一定荷重のもとで前記穿孔用鍛造工具の微小な縮み(収縮)の弾性変形量及び微小な伸び(膨張)の弾性変形量を算出し、 前記加圧軸方向の微小な縮み(収縮)の弾性変形量を、前記溝あるいは貫通穴を設けない穿孔用鍛造工具の加圧軸方向の微小な縮み(収縮)の弾性変形量より大きく、かつ、前記加圧軸と直交する2次元方向の微小な伸び(膨張)の弾性変形量を、前記溝あるいは貫通穴を設けない穿孔用鍛造工具の加圧軸と直交する2次元方向の微小な伸び(膨張)の弾性変形量より小さく設定することを特徴とする穿孔用鍛造金型の設計方法。
IPC (2件):
B21J 13/02 ,  B21J 5/10
FI (2件):
B21J13/02 G ,  B21J5/10 Z
Fターム (5件):
4E087AA09 ,  4E087CA28 ,  4E087EA19 ,  4E087EC27 ,  4E087ED01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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