特許
J-GLOBAL ID:201403005325653350

改質装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  島田 哲郎 ,  三橋 真二 ,  伊藤 公一 ,  伊藤 健太郎 ,  曽根 太樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-130657
公開番号(公開出願番号):特開2013-253004
出願日: 2012年06月08日
公開日(公表日): 2013年12月19日
要約:
【課題】起動時において混合ガスの酸化反応により生成される水(H2O)に起因する改質領域の触媒への悪影響を回避しうるような改質装置を提供すること。【解決手段】本発明の改質装置は、電気加熱式ヒーターを介した触媒ユニットへの空気の供給をもたらす空気供給バルブと、電気加熱式ヒーターを介した触媒ユニットへの水素系燃料の供給をもたらす燃料噴射装置とを有する供給制御手段であって、改質領域と酸化領域との各領域の温度に基づいて水素系燃料と空気との触媒ユニットに対する供給を制御する供給制御手段とを具備し、改質装置の起動時、触媒ユニットの温度を昇温すべく、電気加熱式ヒーターは通電され、供給制御手段は、改質領域の温度が水(H2O)の蒸発をもたらしうる第1の所定温度に昇温されるまでの間は、水素系燃料あるいは空気のいずれか一方のみの触媒ユニットに対する供給を許可するように空気供給バルブと燃料噴射装置とを制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも水素を一構成成分として含む水素系燃料と空気とを上流側通路から取り入れて前記水素系燃料を改質して水素を生成する改質装置であって、主として前記水素系燃料を改質して水素を生成する改質領域と該改質領域の上流側に位置し主として酸素雰囲気で酸化を行う酸化領域との2つの領域にて構成される触媒ユニットと、該触媒ユニットの上流側に配置されて通電されることにより該触媒ユニットを加熱する電気加熱式ヒーターとを有する改質装置において、 前記改質領域と前記酸化領域との各領域の温度を検出する触媒温度検出手段と、 前記電気加熱式ヒーターを介した前記触媒ユニットへの空気の供給をもたらす空気供給バルブと、前記電気加熱式ヒーターを介した前記触媒ユニットへの前記水素系燃料の供給をもたらす燃料噴射装置とを有する供給制御手段であって、前記触媒温度検出手段により検出された前記改質領域と前記酸化領域との各領域の温度に基づいて、前記水素系燃料と空気との前記触媒ユニットに対する供給を制御する供給制御手段とを具備し、 前記改質装置の起動時、 前記触媒ユニットの温度を昇温すべく、前記電気加熱式ヒーターは通電され、 前記供給制御手段は、前記改質領域の温度が水の蒸発をもたらしうる第1の所定温度に昇温されるまでの間は、前記水素系燃料あるいは空気のいずれか一方のみの前記触媒ユニットに対する供給を許可するように前記空気供給バルブと前記燃料噴射装置とを制御する、改質装置。
IPC (1件):
C01B 3/38
FI (1件):
C01B3/38
Fターム (7件):
4G140EA03 ,  4G140EA07 ,  4G140EB04 ,  4G140EB12 ,  4G140EB23 ,  4G140EB43 ,  4G140EC07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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