特許
J-GLOBAL ID:201403006110562016

セラミックハニカム構造体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 堀 城之 ,  前島 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-192251
公開番号(公開出願番号):特開2014-046601
出願日: 2012年08月31日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】成形の際の変形が抑制され、高い機械的強度をもったセラミックハニカム構造体を得る。【解決手段】流路20はいずれも隔壁30で仕切られることによって形成されており、隔壁30の最も薄い箇所における厚さは、いずれもTで一定とされる。流路20における矩形の4つの隅部に対応した部分の形状は、隅R(曲率半径)が設けられた円弧形状とされる。この点は、どの領域においても同様であるが、各領域内におけるその曲率半径の平均値(領域1:R1、領域2:R2、領域3:R3)は一様ではなく、R3>R2>R1とされる。すなわち、このセラミックハニカム構造体においては、中心から離れるに従って流路の隅R曲率半径の平均値が大きくなる設定とされる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
多孔質のセラミックスで構成された隔壁で仕切られて構成された断面形状が略多角形状である複数の流路が、隣接して平行に設けられたセラミックハニカム構造体であって、 前記隔壁を構成するセラミックスの気孔率が45〜70%の範囲、前記隔壁の厚さが0.1〜0.4mmの範囲であり、 前記セラミックハニカム構造体における流路方向に垂直な断面において、 前記流路の前記断面形状における隅部には隅R曲率半径が0.01mm〜0.8mmの範囲とされた隅Rが設けられ、 前記セラミックハニカム構造体全体の前記流路方向に垂直な断面において、中心を含む第1の領域、第1の領域の外側の第2の領域、第2の領域の外側で外周部を含む第3の領域の3つの領域において、各領域の各々における前記隅R曲率半径の平均値が、中心軸から外周部に向かうに従って大きくなる設定とされたことを特徴とするセラミックハニカム構造体。
IPC (1件):
B28B 3/20
FI (1件):
B28B3/20 E
Fターム (3件):
4G054AA05 ,  4G054AB09 ,  4G054BD19
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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