特許
J-GLOBAL ID:201403007201494745

燃料蒸発ガス排出抑止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相原 史郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-282671
公開番号(公開出願番号):特開2014-125945
出願日: 2012年12月26日
公開日(公表日): 2014年07月07日
要約:
【課題】本発明は、密閉弁の固着判定を確実に実施することのできる燃料蒸発ガス排出抑止装置を提供する。【解決手段】パージソレノイドバルブ36を開弁状態として、燃料タンク21内を大気圧とする(d)。パージソレノイドバルブ36を閉弁状態とし、負圧ポンプ34cを作動する(e)。そして、タンク内圧を基準圧力Pbとする。次に、切替弁34eを閉弁状態とする(f)。パージソレノイドバルブ36を開弁状態として、キャニスタ33を吸気通路11と連通させる(h)。次に、切替弁34eを開弁状態とし、パージソレノイドバルブ36を閉弁状態とする(i)。そして、第1タンク内圧Poを検出し、基準圧力Pbから第1タンク内圧とPoを減算し算出した第1圧力偏差ΔPoが第1閾値ΔP1よりも大きければ、密閉弁35に開固着なしと判定する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを連通する連通路と、 前記連通路と前記吸気通路との連通を開閉する連通路開閉手段と、 前記燃料タンクを前記連通路へ開放又は封鎖するように開閉するタンク開封鎖手段と、 前記連通路の前記連通路開閉手段とタンク開封鎖手段との間に連通するように配設され、前記連通路内の燃料蒸発ガスを吸着するキャニスタと、 前記キャニスタの内部と外部とを連通する連通孔を介して前記キャニスタ及び前記燃料タンクに負圧を発生させる負圧発生手段と、 前記燃料タンクの内圧を検出する圧力検出手段と、 前記連通路開閉手段と前記タンク開封鎖手段と前記負圧発生手段の作動を制御するとともに、前記タンク開封鎖手段の開固着を判定する制御手段と、を備える燃料蒸発ガス排出抑止装置において、 前記制御手段は、 前記連通路開閉手段を閉にすると共に前記タンク開封鎖手段を開にする連通路封鎖制御を行った後に、 前記負圧発生手段により前記燃料タンクと前記キャニスタとに負圧を発生させ、更に前記タンク開封鎖手段を閉としてから前記キャニスタの負圧を開放した際の前記燃料タンクの内圧に基づいて前記タンク開封鎖手段の開固着を判定する開固着判定制御を行うことを特徴とする燃料蒸発ガス排出抑止装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 ,  F02M 37/00
FI (2件):
F02M25/08 Z ,  F02M37/00 301H
Fターム (11件):
3G144BA22 ,  3G144BA32 ,  3G144DA03 ,  3G144EA03 ,  3G144FA04 ,  3G144FA09 ,  3G144FA23 ,  3G144FA36 ,  3G144GA03 ,  3G144GA05 ,  3G144GA10
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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