特許
J-GLOBAL ID:201403008794735138

燃料電池用電極触媒層およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 小笠原特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-143156
公開番号(公開出願番号):特開2014-007099
出願日: 2012年06月26日
公開日(公表日): 2014年01月16日
要約:
【課題】反応ガスの拡散性と、電極反応で生成した水の除去などを阻害せずに保水性とを高め、低加湿条件下でも高い発電特性を示す電極触媒層を備える膜電極接合体およびその製造方法を提供すること。【解決手段】高分子電解質膜を一対の電極触媒層で狭持した膜電極接合体であって、電極触媒層は高分子電解質および触媒物質を担持した粒子を備え、且つ、少なくとも一方の電極触媒層は高分子電解質膜の平面方向に隣接する、第1の電極触媒部と、第2の電極触媒部との少なくとも2つに分割されており、分割された電極触媒層において、水銀圧入法で求められる細孔の円筒近似による換算での直径1.0μm以下の細孔容積の値が、ガスの入口側に設ける第1の電極触媒部の値よりも、ガスの出口側に設ける第2の電極触媒部の値が大きく、その差が0.1mL/g以上1.0mL/g以下であることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高分子電解質膜を一対の電極触媒層で挟持した膜電極接合体の製造方法であって、 少なくとも一方の前記電極触媒層は、第1の電極触媒部と、前記高分子電解質膜の平面方向において前記第1の電極触媒部に隣接する第2の電極触媒部との少なくとも2つに分割されており、 第1の触媒インクを塗布して乾燥させることによって、前記第1の電極触媒部を形成する工程と、 第2の触媒インクを塗布して乾燥させることによって、前記第2の電極触媒部を形成する工程と、 前記第2の電極触媒部を形成する工程における前記第2の触媒インク中の溶媒の除去速度が、前記第1の電極触媒部を形成する工程における前記第1の触媒インク中の溶媒の除去速度よりも大きいことを特徴とする、膜電極接合体の製造方法。
IPC (3件):
H01M 4/88 ,  H01M 8/10 ,  H01M 4/86
FI (3件):
H01M4/88 K ,  H01M8/10 ,  H01M4/86 M
Fターム (12件):
5H018AA06 ,  5H018BB00 ,  5H018BB06 ,  5H018BB08 ,  5H018DD08 ,  5H018DD10 ,  5H018EE18 ,  5H018EE19 ,  5H018HH00 ,  5H018HH04 ,  5H018HH08 ,  5H026AA06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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