特許
J-GLOBAL ID:201403009511042243

聴覚印象量推定装置及びそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-141773
公開番号(公開出願番号):特開2014-007556
出願日: 2012年06月25日
公開日(公表日): 2014年01月16日
要約:
【課題】本発明は、正確な聴覚印象量を推定できる聴覚印象量推定装置を提供する。【解決手段】聴覚印象量推定装置1は、再生音場音響信号Aの音響特徴量を示す再生音場音響分析値を求める音響信号分析手段10と、聴取者に依存する設定パラメータを入力する設定パラメータ入力手段20と、それぞれの評価条件でモデルデータを主観評価実験により予め対応付けた確率分布モデルを記憶する聴覚印象量データベース30と、確率分布モデルの評価条件のうち、設定パラメータ及び再生音場音響分析値を満たす抽出条件を求める確率分布モデル抽出手段40と、聴覚印象量及び臨場感推定値を算出する聴覚印象量推定手段50とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
実音場での音を示す実音場音響信号が前記実音場と異なる再生音場で再生されたときの、聴取者が感じた音の特徴の程度を示す聴覚印象量を推定する聴覚印象量推定装置であって、 前記実音場音響信号を前記再生音場で再生した再生音場音響信号が入力され、入力された前記再生音場音響信号の音響特徴量である再生音場音響分析値を、当該再生音場音響信号を音響分析して求める音響信号分析手段と、 前記聴取者に依存する設定パラメータとして、前記聴取者の嗜好が入力される設定パラメータ入力手段と、 被験者の嗜好を少なくとも評価条件とし、前記評価条件毎に主観評価実験を行って前記聴覚印象量と前記音響特徴量とを予め対応付けた確率分布モデルを、記憶するデータベースと、 前記評価条件と前記設定パラメータとの間で一致する嗜好を少なくとも示すように、前記設定パラメータが満たされる評価条件を、抽出条件として生成する抽出条件生成手段と、 前記確率分布モデルから、前記抽出条件に一致する聴覚印象量及び音響特徴量を抽出し、抽出した前記聴覚印象量及び前記音響特徴量に、当該音響特徴量の区間毎に予め設定された確率関数を適用することで、前記再生音場音響分析値に対応する聴覚印象量を算出する聴覚印象量算出手段と、 を備えることを特徴とする聴覚印象量推定装置。
IPC (3件):
H04S 5/02 ,  G10K 15/00 ,  G10L 25/51
FI (3件):
H04S5/02 N ,  G10K15/00 L ,  G10L11/00 402Z
Fターム (1件):
5D062BB10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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