特許
J-GLOBAL ID:201003060477848868

音響信号再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-290597
公開番号(公開出願番号):特開2010-118885
出願日: 2008年11月13日
公開日(公表日): 2010年05月27日
要約:
【課題】本発明は、聴取者に音響物理パラメータを意識させることなく、手間がかからず、簡易に、聴取者が希望する音響特性に近づけて音響信号を再生する音響信号再生装置を提供する。【解決手段】音響信号再生装置1は、音響信号入力手段11と、音響フィルタを備える信号処理手段15と、第1の心理効果の調整値と音響物理パラメータ及び第2の心理効果の調整値と音響物理パラメータを主観評価実験の結果によって予め関連付けた調整値-音響物理パラメータ情報を記憶する記憶手段14と、第1の心理効果の調整値又は第2の心理効果の調整値を入力するつまみを備える心理効果入力手段12と、調整値-音響物理パラメータ情報を参照して、心理効果入力手段12に入力された調整値に応じた音響物理パラメータを算出し、音響フィルタのフィルタ特性を変化させる音響フィルタ特性変化手段17と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力された音響信号を、聴取者が希望する音響特性に近づけて再生する音響信号再生装置において、 前記音響信号を入力する音響信号入力手段と、 前記音響信号入力手段に入力された前記音響信号の音響物理パラメータを変化させる音響フィルタを備える信号処理手段と、 前記聴取者が感受したい心理状態を予め設定した第1の心理効果の調整値と1以上の前記音響物理パラメータとを主観評価実験の結果によって予め関連付けると共に、前記第1の心理効果と異なり、かつ、前記聴取者が感受したい心理状態を予め設定した第2の心理効果の調整値と1以上の前記音響物理パラメータを前記主観評価実験の結果によって予め関連付けた調整値-音響物理パラメータ情報を記憶する記憶手段と、 一方の端から他方の端まで可動するつまみを備え、前記一方の端と前記他方の端との中間位置を境に、前記つまみを前記一方の端に可動させる程に大きい値の前記第1の心理効果の調整値を入力すると共に、前記つまみを前記他方の端に可動させる程に大きい値の前記第2の心理効果の調整値を入力する心理効果入力手段と、 前記記憶手段が記憶する調整値-音響物理パラメータ情報を参照して、前記心理効果入力手段に入力された調整値に応じた前記音響物理パラメータを読み出し、読み出した前記音響物理パラメータに基づいて、前記音響フィルタのフィルタ特性を変化させる音響フィルタ特性変化手段と、を備えることを特徴とする音響信号再生装置。
IPC (2件):
H04S 7/00 ,  H04R 3/00
FI (2件):
H04S7/00 Z ,  H04R3/00 310
Fターム (2件):
5D020AC06 ,  5D062BB10
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 音場再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-032993   出願人:松下電器産業株式会社
  • 音場制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-090211   出願人:松下電器産業株式会社
  • 音響再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-149627   出願人:松下電器産業株式会社
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る