特許
J-GLOBAL ID:201403015853250913

ワイヤ電極

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-047441
公開番号(公開出願番号):特開2014-050945
出願日: 2013年03月11日
公開日(公表日): 2014年03月20日
要約:
【課題】加工精度と加工速度を両立する黄銅複合ワイヤ電極が望まれている。【解決手段】本発明のワイヤ電極1は、コア10と、表層20と、隔壁層30とで成る。コア10は、母線を所定の線径に縮径して得た重量比が銅60重量%以上70重量%以下で亜鉛30重量%以上40重量%以下の黄銅で成る。表層20は、5μm以上の厚さのβ相の拡散層で亜鉛濃度がおおよそ45重量%から48重量%の所定の亜鉛濃度のリッチ亜鉛黄銅で成る。表層20は、黄銅の芯線に5μmから20μmの電気亜鉛鍍金を施した素線を水平に張架して所定の一定走行速度で水平方向に直線走行させながら被覆層が亜鉛リッチ黄銅になるまで一定の所定温度雰囲気下に曝して連続的に輻射的に均等に加熱し熱拡散させて実質β相だけの拡散層に変態させた後で所望の線径に伸線加工して形成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
黄銅で成るコアと、母線を所定の線径に縮径して得た黄銅の芯線に電気亜鉛鍍金を施して生成される亜鉛の被覆層を有する素線を加熱炉中に水平に張架して所定の一定走行速度で水平方向に直線走行させながら前記被覆層が所定の亜鉛濃度の亜鉛リッチ黄銅になるまで所定の一定温度雰囲気下に曝して連続的に輻射的に均等に加熱し熱拡散させて前記被覆層を実質β相だけの拡散層に変態させた後に前記素線を所望の線径に伸線加工することによって形成される5μm以上の厚さを有する表層と、を含んで成るワイヤ電極。
IPC (1件):
B23H 7/08
FI (1件):
B23H7/08
Fターム (5件):
3C059AA01 ,  3C059AB05 ,  3C059DA06 ,  3C059DB03 ,  3C059DC02
引用特許:
審査官引用 (6件)
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