特許
J-GLOBAL ID:201403017148033990

回転電機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人YKI国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-034456
公開番号(公開出願番号):特開2014-166023
出願日: 2013年02月25日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】第1回転子と第2回転子との間、及び固定子と第2回転子との間にトルクを作用させることが可能な回転電機システムにおいて、巻線に発生する逆起電圧を抑制しつつトルク増幅を実現する。【解決手段】ロータ巻線30のd軸磁束が入力側ロータ28に流れる永久磁石33の界磁磁束を弱め且つステータ16に流れる永久磁石33の界磁磁束を強めるようロータ巻線30のd軸電流を制御することで、ロータ巻線30の逆起電圧を抑制しつつステータ16と出力側ロータ18間のトルクを増幅させる。ステータ巻線20のd軸磁束がステータ16に流れる永久磁石33の界磁磁束を弱め且つ入力側ロータ28に流れる永久磁石33の界磁磁束を強めるようステータ巻線20のd軸電流を制御することで、ステータ巻線20の逆起電圧を抑制しつつ入力側ロータ28と出力側ロータ18間のトルクを増幅させる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
回転子巻線が配設された第1回転子と、 固定子巻線が配設された固定子と、 第1回転子及び固定子と対向し、第1回転子に対し相対回転可能な第2回転子と、 を備え、 第2回転子は、 周方向に互いに間隔をおいて配置された複数の磁石と、 各々が周方向に隣接する磁石間に配置された複数の軟磁性材と、 を含み、 各軟磁性材は、 第1回転子と対向する第1面と、固定子と対向する第2面と、周方向に隣接する一方の磁石の磁極面に面する第3面と、周方向に隣接する他方の磁石の磁極面に面する第4面と、を有し、第1面と第2面間で磁束を通し、 さらに、第3面が面する磁石の磁極面と第4面が面する磁石の磁極面が互いに同じ極性であり、これらの磁極面がともにN極の場合は、磁石による磁束が第3及び第4面から第1及び第2面へ流れ、これらの磁極面がともにS極の場合は、磁石による磁束が第1及び第2面から第3及び第4面へ流れ、 回転子巻線に流れる交流電流と、軟磁性材の第1面と第3及び第4面間を流れる磁石による磁束との相互作用により、第1回転子と第2回転子間にトルクが作用し、 固定子巻線に流れる交流電流と、軟磁性材の第2面と第3及び第4面間を流れる磁石による磁束との相互作用により、固定子と第2回転子間にトルクが作用し、 さらに、回転子巻線及び固定子巻線に交流電流が流れる場合に、回転子巻線の交流電流による磁束が第1回転子に作用する磁石による磁束及び固定子に作用する磁石による磁束の一方を弱め且つ他方を強めるように回転子巻線に交流電流を流す制御と、固定子巻線の交流電流による磁束が第1回転子に作用する磁石による磁束及び固定子に作用する磁石による磁束の一方を弱め且つ他方を強めるように固定子巻線に交流電流を流す制御の少なくとも一方を実行する、回転電機システム。
IPC (1件):
H02K 16/02
FI (1件):
H02K16/02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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