特許
J-GLOBAL ID:201403018164993495

多流路ロータリジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 永田 良昭 ,  永田 元昭 ,  大田 英司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-043012
公開番号(公開出願番号):特開2014-169769
出願日: 2013年03月05日
公開日(公表日): 2014年09月18日
要約:
【課題】高いシール性能を長期にわたって維持できる優れた耐久性を備えるとともに、動力損失も少ない多流路ロータリジョイントを提供することを目的とする。【解決手段】移動密封環12と回転密封環14との対向するシール面(123a,123b,141,142)によって、回転主軸2とフランジ11との間の閉鎖空間Zを、回転主軸2と移動密封環12との間において内部流体通路30に連通する連通流体通路Xと、移動密封環12とフランジ11との間において封止された冷却流体導通空間Yとに区分けするメカニカルシール機構10を、回転主軸2に対して、内部流体通路30の通路数に対応させて、軸心方向CLに直列配置し、フランジ11を、径外側においてリング状のフランジ本体111と、フランジ本体111に対して径内側に突出し、移動密封環12を支持するリテーナ112とで構成し、リテーナ112を、フランジ本体111に対して軸心方向CLにスライド可能に別体構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
軸心方向に配設され、端部が径方向に屈曲して外周面に開口する複数の内部流体通路を有し、複数の内部流体通路の端部開口が前記軸心方向に間隔を隔てて配置された円柱状の回転軸部材の外周面において、前記端部開口を跨ぐ前記軸心方向の所定間隔を隔てて配置されるとともに、前記回転軸部材に軸方向に移動可能に固定された回転密封環と、 該回転軸部材の外周面の外側において、該回転軸部材に対して相対回転するとともに、外周面と内周面とを貫通する貫通路を周方向の一部に有する環状固定ケースと、 該環状固定ケースに対して回転不可能に固定されるとともに、前記軸心方向にスライド可能な状態で前記環状固定ケースに支持され、前記軸心方向に所定間隔を隔てて配置した前記回転密封環との間において、シール面同士を対向させて配置される軸心方向移動密封環とでシール部を構成し、 前記軸心方向移動密封環と前記シール部によって、前記回転軸部材と前記環状固定ケースとの間の閉鎖空間を、前記回転軸部材と前記軸心方向移動密封環との間において前記内部流体通路に連通する連通空間と、前記軸心方向移動密封環と前記環状固定ケースとの間において封止された封止空間とに区分けするメカニカルシール機構を、前記回転軸部材に対して、前記内部流体通路の通路数に対応させて、前記軸心方向に直列配置し、 前記環状固定ケースを、 径外側においてリング状の環状固定ケース本体と、 環状固定ケース本体に対して径内側に突出し、前記軸心方向移動密封環を支持するリテーナ部とで構成し、 前記リテーナ部を、前記環状固定ケース本体に対して前記軸心方向にスライド可能に別体構成した 多流路ロータリジョイント。
IPC (3件):
F16L 27/08 ,  F16J 15/34 ,  F16L 39/04
FI (3件):
F16L27/08 Z ,  F16J15/34 B ,  F16L39/04
Fターム (12件):
3H104JA04 ,  3H104JB01 ,  3H104LF10 ,  3J041AA04 ,  3J041BB03 ,  3J041DA05 ,  3J106AB06 ,  3J106BA01 ,  3J106BC11 ,  3J106BE12 ,  3J106BE13 ,  3J106FA05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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