特許
J-GLOBAL ID:200903091664655781

多流路形ロータリジョイント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-328369
公開番号(公開出願番号):特開2001-141150
出願日: 1999年11月18日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 複数種の流体を良好に流動させ且つその流動状態を各別に制御することができる多流路形ロータリジョイントを提供する。【解決手段】 ジョイント本体1の内周面部3と回転体2の外周面部との間に形成された環状空間10を、当該内周面部3に設けた3個の保持壁12...と当該外周面部に設けた4個の固定密封環11...と各保持壁12に保持させた一対の可動密封環13,13とにより、3個の連絡空間14...と5個の冷却空間15...とに区画する。回転体2に各連絡空間14に開口する3個の第1流体路30を形成する。ジョイント本体1に3個の第2流体路35を形成する。各保持壁12に、第2流体路35と連絡空間14とを連通する連絡路37を形成する。各保持壁12に冷却空間15...を連通する連通孔25を形成する。ジョイント本体1に冷却空間15...に冷却流体39を給排する給排路40,41を形成する。
請求項(抜粋):
ジョイント本体に回転体を相対回転自在に連結して、その回転軸線と同心をなす両体の対向周面部間に、回転軸線方向に所定間隔を隔てて設けた一対のシール部材により閉塞された環状空間を形成し、この環状空間において、前記対向周面部の一方に設けたN個(Nは2以上の自然数)の環状の保持壁と前記対向周面部の他方に設けたN+1個の固定密封環とを回転軸線と同心をなして回転軸線方向に交互に配置し、各保持壁に、その両側に位置する固定密封環の対向端面間に配して、固定密封環と同心をなす一対の可動密封環を回転軸線方向に移動可能に且つ相対回転不能に保持し、各保持壁とこれに保持された可動密封環との間に、当該可動密封環をこれに対向する固定密封環に押圧接触させるべく附勢する附勢部材を配設し、前記環状空間を、隣接する一対の固定密封環とその対向端面に相対回転摺接する一対の可動密封環と前記対向周面部の一方とで囲繞形成されるN個の連絡空間と、固定密封環と可動密封環との相対回転摺接部分において連絡空間と遮蔽シールされ且つ保持壁で仕切られるN+1個の冷却空間と、に区画し、固定密封環が設けられる前記両体の一方に、相互に交差することなく各連絡空間に開口するN個の第1流体路を形成し、保持壁が設けられる前記両体の他方に、相互に交差しないN個の第2流体路を形成すると共に、各保持壁に、一つの第2流体路と連絡空間とを連通する連絡路を形成し、各保持壁に、これに形成された連絡路と交差しない位置に配して、当該保持壁の両側に位置する冷却空間を連通する連通孔を形成し、ジョイント本体又は回転体に、一方のシール部材とこれに隣接する保持壁との間に形成された冷却空間に冷却流体を供給する供給路を形成すると共に、他方のシール部材とこれに隣接する保持壁との間に形成された冷却空間から冷却流体を排出する排出路を形成してあることを特徴とする、多流路形ロータリジョイント。
IPC (2件):
F16L 27/093 ,  H01L 21/304 622
FI (2件):
H01L 21/304 622 E ,  F16L 27/08 A
Fターム (8件):
3H104JA04 ,  3H104JB01 ,  3H104JC08 ,  3H104JC09 ,  3H104JD09 ,  3H104LF06 ,  3H104LF13 ,  3H104LG02
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る