特許
J-GLOBAL ID:201403019531264060

車両用電源システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 山田 強 ,  栗田 恭成 ,  日野 京子 ,  松田 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-176386
公開番号(公開出願番号):特開2014-034288
出願日: 2012年08月08日
公開日(公表日): 2014年02月24日
要約:
【課題】第1蓄電池及び第2蓄電池とこれら両蓄電池を導通及び遮断する接続スイッチとを備える電源システムにおいて、接続スイッチを挟んで第2蓄電池側に接続される電気負荷に対する電力供給を好適に実施できること目的とする。【解決手段】車両用電源システムは、オルタネータ10と、鉛蓄電池20及びリチウムイオン蓄電池30と、これら両蓄電池を導通及び遮断するMOSスイッチ50と、ECU70とを備える。ECU70は、非回生発電時に、MOSスイッチ50を遮断状態にして、リチウムイオン蓄電池30から電気負荷43に電力を供給させ、回生発電時に、MOSスイッチ50を導通状態にして、充電を行わせる。ECU70は、リチウムイオン蓄電池30の放電可能電力を出力電圧、出力電流、及び、温度を用いて算出し、放電可能電力が閾値以下である場合に、MOSスイッチ50を導通状態にし、リチウムイオン蓄電池30単独での電力供給を禁止する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
発電機(10)と、 前記発電機に対してそれぞれ並列に接続される第1蓄電池(20)、及び前記第1蓄電池に比べて充放電のエネルギー効率が高い第2蓄電池(30)と、 これら両蓄電池を電気的に接続する接続線(15)に設けられ、前記第1蓄電池及び前記発電機と前記第2蓄電池との導通及び遮断を切り替える接続スイッチ(50)と、 前記発電機の非回生発電時に、前記接続スイッチを遮断状態に制御して、前記接続線において前記接続スイッチを挟んで前記第2蓄電池側に接続される電気負荷(43)に対して、前記第2蓄電池から電力を供給させ、また、前記発電機の回生発電時に、前記接続スイッチを導通状態に制御して、前記第2蓄電池に充電を行わせるスイッチ制御手段(70)と、を備える車両用電源システムにおいて、 前記第2蓄電池が前記電気負荷に対して供給可能な最大の電力である放電可能電力を前記第2蓄電池の出力電圧、出力電流、及び、温度を用いて算出する電力算出手段(70)を備え、 前記スイッチ制御手段は、前記電力算出手段により算出された前記第2蓄電池の放電可能電力が、前記電気負荷による消費電力に基づいて定められた電力閾値以下であると判断される場合に、前記接続スイッチを導通状態に制御することで、前記第2蓄電池単独での前記電気負荷に対する電力供給を禁止することを特徴とする車両用電源システム。
IPC (4件):
B60R 16/033 ,  H02J 7/00 ,  H02J 7/02 ,  H02J 7/16
FI (5件):
B60R16/02 670B ,  H02J7/00 B ,  H02J7/02 F ,  H02J7/16 H ,  H02J7/16 X
Fターム (8件):
5G060AA04 ,  5G060BA08 ,  5G060DA01 ,  5G503AA07 ,  5G503BA02 ,  5G503BB01 ,  5G503BB02 ,  5G503EA05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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