特許
J-GLOBAL ID:201403020200885321

代謝物プロファイルを使用した肝臓毒性の同定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村山 靖彦 ,  志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-554057
公開番号(公開出願番号):特表2014-510910
出願日: 2012年03月05日
公開日(公表日): 2014年05月01日
要約:
本開示は、肝毒性を引き起こす基礎的な機序を同定する方法に関する。この方法は、肝臓代謝のモデルと組み合わせて、療法/薬物治療の前後に得られた細胞代謝物プロファイルの変化を使用することによって実施される。その後、共分散行列を適用し、続いて進化的選択を使用することによって、実験的に得られた薬物誘導性代謝物プロファイルとインシリコモデルを使用して生成されたプロファイルを比較し、その変化によって薬物処理による代謝物プロファイルを生じ得る潜在的なパラメータ候補を自動的に列挙する。これらのパラメータの値は、モデルによって生成した代謝物の値と実験的に観察されたデータとの間の差を最小限にする最適制御問題を定式化することによって推定される。推定されたパラメータは、恒常性肝臓モデルへの入力として提供され、シミュレーションが実施され、その結果によって毒性発現の機序が説明される。
請求項(抜粋):
薬物の肝臓毒性を予測する方法であって、 a)未処理細胞および薬物処理細胞から代謝物プロファイルを得るステップと、 b)未処理細胞および薬物処理細胞から得られた代謝物プロファイルを比較して、変化した代謝物1を決定するステップと、 c)共分散行列適用進化的戦略(CMA-ES)分析を実施して、変化した代謝物1の原因となるパラメータセットを推定するステップと、 d)恒常性肝臓モデルへの入力として前記パラメータセットを提供し、薬物の毒性を予測するステップと を含む方法。
IPC (1件):
G01N 33/15
FI (1件):
G01N33/15 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 薬剤の肝毒性の判定
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2011-549293   出願人:メタボロンインコーポレイテッド
  • 特許第1205863号
  • 特許第1235180号
審査官引用 (3件)
  • 薬剤の肝毒性の判定
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2011-549293   出願人:メタボロンインコーポレイテッド
  • 特許第1205863号
  • 特許第1235180号

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