特許
J-GLOBAL ID:201403025868320093
電動車両の制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-111712
公開番号(公開出願番号):特開2014-233109
出願日: 2013年05月28日
公開日(公表日): 2014年12月11日
要約:
【課題】電気自動車やハイブリッド自動車の電動車両に適用され、バッテリの異常が検出されたとき、バッテリとインバータとの間の電源リレーを遮断するための制御方法において、電源リレーを遮断したとき、電動機が発生する逆起電圧によってインバータのシステム電圧が上昇し、過電圧異常に至ることを防止する。【解決手段】この制御方法は、電動機の回転に伴って発生する逆起電圧Vbeを取得する段階(S02)、取得された逆起電圧がシステム電圧VH以下のとき(S03:YES)、インバータの駆動を許可し(S04)、電動機制御装置がインバータに出力するdq軸電流指令のうち電動機を励磁するd軸電流指令について、電動機の回転に伴って発生する正の界磁電流を打ち消すように、負の値であるd軸電流指令の絶対値を大きくする弱め界磁制御を実行する段階(S05)、及び、電源リレーを遮断する段階(S06)を含む。【選択図】図4
請求項(抜粋):
電動車両の車輪(14)を駆動する動力源を構成する電動機(33)と、
直流電力を蓄電可能な蓄電装置(44)と、
前記蓄電装置の直流電力を交流電力に変換し前記電動機を駆動するインバータ(23)と、
前記インバータに出力するdq軸電流指令を演算し、前記インバータを構成する複数のスイッチング素子(61-66)のオン/オフを切り替えて前記電動機の通電を制御する電動機制御装置(30)と、
前記インバータの入力部において前記蓄電装置に対して並列に接続され、電極間の電圧が前記インバータに入力されるシステム電圧(VH)となる平滑コンデンサ(24)と、
前記蓄電装置の異常を検出する蓄電装置異常検出手段(42)と、
前記蓄電装置と前記平滑コンデンサとの間に設けられ、前記蓄電装置から前記インバータへの電力供給を遮断可能な電源リレー(45)と、
を備えた電動車両に適用され、前記蓄電装置異常検出手段によって前記蓄電装置の異常が検出されたとき、前記電源リレーを遮断するための制御方法であって、
前記電動機の回転に伴って発生する逆起電圧(Vbe)を取得する段階(S02)と、
取得された逆起電圧が前記システム電圧以下のとき、前記インバータの駆動を許可し、前記電動機制御装置が前記インバータに出力するdq軸電流指令のうち前記電動機を励磁するd軸電流指令について、前記電動機の回転に伴って発生する正の界磁電流を打ち消すように、負の値であるd軸電流指令の絶対値を大きくする弱め界磁制御を実行する段階(S03-S05)と、
前記電源リレーを遮断する段階(S06)と、
を含むことを特徴とする電動車両の制御方法。
IPC (3件):
H02P 21/00
, H02P 27/04
, B60L 3/04
FI (2件):
Fターム (30件):
5H125AA01
, 5H125AC08
, 5H125AC12
, 5H125BB03
, 5H125CD04
, 5H125EE03
, 5H125EE08
, 5H125EE26
, 5H505AA16
, 5H505BB06
, 5H505CC04
, 5H505DD03
, 5H505DD08
, 5H505EE30
, 5H505EE41
, 5H505EE48
, 5H505GG04
, 5H505HA10
, 5H505HB01
, 5H505JJ03
, 5H505JJ17
, 5H505LL22
, 5H505LL24
, 5H505LL25
, 5H505LL41
, 5H505LL44
, 5H505LL55
, 5H505MM03
, 5H505MM12
, 5H505PP01
引用特許:
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