特許
J-GLOBAL ID:201403035113570281

アルミニウム合金導体及びそれを用いた電線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 中前 富士男 ,  清井 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-037099
公開番号(公開出願番号):特開2014-194078
出願日: 2014年02月27日
公開日(公表日): 2014年10月09日
要約:
【課題】引張強度、耐屈曲性、及び伸線加工性に優れ、振動や屈曲等の駆動環境下又は振動状態下の配線に使用できるアルミニウム合金導体及びそれを用いた電線を提供する。【解決手段】アルミニウムとの間で金属間化合物を生成し、アルミニウムに対する添加量が5質量%以下の領域に共晶反応又は包晶反応の反応組成を有し、アルミニウムに対する固溶限度が反応組成未満である元素Xを0.3質量%以上5質量%以下含有するアルミニウム鋳造体に相当ひずみが100以上の強加工を行って形成されるナノ粒子分散組織を有するアルミニウム合金導体であって、振動、屈曲の駆動環境又は振動状態において常用され、ナノ粒子分散組織は、アルミニウム微細結晶粒と、前記アルミニウム微細結晶粒の粒内に存在する前記金属間化合物からなる第1のナノ粒子と、前記アルミニウム微細結晶粒の粒界に存在する前記金属間化合物からなる第2のナノ粒子とを有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルミニウムとの間で金属間化合物を生成し、アルミニウムに対する添加量が5質量%以下の領域に共晶反応又は包晶反応の生じる反応組成を有し、更に、アルミニウムに対する固溶限度が前記反応組成未満である元素Xを0.3質量%以上5質量%以下含有するアルミニウム鋳造体に相当ひずみが100以上の強加工が行われ、前記アルミニウム鋳造体の鋳造組織の微細化に伴って形成されるナノ粒子分散組織を有するアルミニウム合金導体であって、 振動若しくは屈曲の駆動環境又は振動状態において常用され、前記ナノ粒子分散組織は、アルミニウム微細結晶粒と、前記アルミニウム微細結晶粒の粒内に存在する前記金属間化合物からなる第1のナノ粒子と、前記アルミニウム微細結晶粒の粒界に存在する前記金属間化合物からなる第2のナノ粒子とを有することを特徴とするアルミニウム合金導体。
IPC (4件):
C22C 21/00 ,  H01B 1/02 ,  C22F 1/04 ,  H01B 5/02
FI (4件):
C22C21/00 A ,  H01B1/02 B ,  C22F1/04 D ,  H01B5/02 Z
Fターム (11件):
5G301AA03 ,  5G301AA07 ,  5G301AA09 ,  5G301AA13 ,  5G301AA26 ,  5G301AB02 ,  5G301AB05 ,  5G301AB20 ,  5G301AD01 ,  5G307CA03 ,  5G307CA07
引用特許:
審査官引用 (5件)
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