特許
J-GLOBAL ID:201403036347463728
往復動用密封装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
野本 陽一
, 桐山 大
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-251872
特許番号:特許第5497137号
出願日: 2012年11月16日
要約:
【課題】体積吸収性を向上させることにより内圧が上昇してもパッキンが全面接触しにくい形状を備え、もって優れたシール性を発揮することが可能な往復動用密封装置を提供する。
【解決手段】相対的に往復運動する二部材のうちの一方の部材に設けた装着溝57にパッキン11を装着し、パッキンが他方の部材55に密接することにより二部材間をシールする密封装置であって、パッキンは環状基部12、静止側リップ13および摺動側リップ14を備える密封装置において、環状基部と装着溝の溝側面57b,57cの間にパッキンより低硬度のバックリング31を介装する。バックリングは他方の部材との間に空間領域を形成する。環状基部はヒール部12cの断面形状を円弧状またはテーパ状として当該環状基部が自由状態における摺動側リップの周面の延長線からはみ出さない形状を備える。環状基部の端面はバックリングと接触する範囲でフラット部12dを備える。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 相対的に往復運動する二部材のうちの一方の部材に設けた装着溝にパッキンを装着し、前記パッキンが他方の部材に摺動可能に密接することにより前記二部材間をシールする往復動用密封装置であって、前記パッキンは、環状基部と、前記装着溝の溝底面に密接する静止側リップと、前記他方の部材に摺動可能に密接する摺動側リップとを一体に備える往復動用密封装置において、
前記パッキンにおける環状基部の端面と前記装着溝の低圧側溝側面との間に前記パッキンより低硬度の材質よりなるバックリングを介装し、前記バックリングは前記他方の部材との間に空間領域を形成し、
前記パッキンにおける環状基部は、前記他方の部材に対向する周面から端面へかけてのヒール部の断面形状を円弧状として当該環状基部が自由状態における前記摺動側リップの周面の延長線から前記他方の部材側へはみ出さない形状を備えることを特徴とする往復動用密封装置。
IPC (3件):
F16J 15/18 ( 200 6.01)
, F16J 15/32 ( 200 6.01)
, F16F 9/36 ( 200 6.01)
FI (4件):
F16J 15/18 A
, F16J 15/32 301 A
, F16F 9/36
, F16J 15/32 301 F
引用特許:
出願人引用 (3件)
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ピストンカップ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-370874
出願人:北辰工業株式会社
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シール部材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-218154
出願人:トキコ株式会社
-
トルクコンバータロックアップクラッチのためのシール
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-547165
出願人:ルークラメレンウントクツプルングスバウベタイリグングスコマンディートゲゼルシャフト
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