特許
J-GLOBAL ID:201403038030393182
軸受シール
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
板谷 康夫
, 田口 勝美
, 水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-165687
公開番号(公開出願番号):特開2014-025107
出願日: 2012年07月26日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】軸受シールの有機酸等に対する耐腐食性能を向上し、酸又はアルカリに晒される使用環境下でも長期間安定して使用できる軸受シールを提供する。【解決手段】内輪2と外輪3との間に転動自在に配設された複数の転動体4を保持する転がり軸受の内輪と外輪との間を密閉する軸受シール6aにおいて、環状の芯金7aと、芯金の表面に接着層10aによって接着されているゴム材8aとを備え、芯金7aは、(a)鉄製の母材と、(b)母材表面に形成される保護膜として、(b-1)母材の腐食防止を行う不動態被膜を形成する金属で、亜鉛を含まず、クロムを含む金属の内の1つの金属めっき層12a及び(b-2)鉄よりもイオン化傾向の小さな金属で母材の腐食防止を行う金属めっき層の内の何れか1つの層と、(c)何れか1つの層上にクロム水和酸化物層13aと、を有している。当該構成の軸受シールは、酸又はアルカリに晒されても母材を保護し、接着層の剥がれが生じにくいため、長期間に渡って安定して使用することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内輪と外輪との間に転動自在に配設された複数の転動体を保持する転がり軸受の前記内輪と外輪との間を密閉する軸受シールにおいて、
環状の芯金と、
前記芯金の表面に接着剤を塗布した接着層によって接着されているゴム材とを備え、
前記芯金は、
(a)鉄製の母材と、
(b)前記母材表面に形成される保護膜として、(b-1)母材の腐食防止を行う不動態被膜を形成する金属のうち亜鉛を含まずクロムを含む金属の内の1つの金属めっき層及び(b-2)鉄よりもイオン化傾向の小さな金属で母材の腐食防止を行う金属めっき層の内の何れか1つの層と、
(c)前記何れか1つの層の表面にクロム酸処理によって形成されたクロム水和酸化物層と、を有するものであることを特徴とする軸受シール。
IPC (4件):
C23C 28/00
, F16C 33/78
, F16J 15/32
, F16C 19/04
FI (5件):
C23C28/00 C
, F16C33/78 K
, F16J15/32 311Z
, F16J15/32 311V
, F16C19/04
Fターム (26件):
3J006AE30
, 3J006AE41
, 3J006AF00
, 3J016AA01
, 3J016BB03
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA42
, 3J701AA52
, 3J701AA62
, 3J701BA53
, 3J701BA54
, 3J701BA56
, 3J701BA73
, 3J701CA32
, 3J701FA31
, 4K044AA02
, 4K044BA02
, 4K044BA06
, 4K044BA10
, 4K044BA12
, 4K044BA21
, 4K044BB05
, 4K044BC02
, 4K044CA16
, 4K044CA53
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-268362
出願人:日本精工株式会社
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軸受シール材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-260494
出願人:日本精工株式会社
-
シール
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-186248
出願人:日本精工株式会社
審査官引用 (3件)
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-268362
出願人:日本精工株式会社
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軸受シール材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-260494
出願人:日本精工株式会社
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シール
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-186248
出願人:日本精工株式会社
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