特許
J-GLOBAL ID:201403041639844009

液体吐出装置、基板の接続構造、及び、液体吐出装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  木村 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-217122
公開番号(公開出願番号):特開2014-069431
出願日: 2012年09月28日
公開日(公表日): 2014年04月21日
要約:
【課題】液体吐出ヘッドなどの構造体に設けられた接点と、基板の接点とが確実に接続することができる液体吐出装置の提供。【解決手段】圧電層43の上面43aに弾性変形層51を形成し、続いて、弾性変形層51の上面に、個別電極45と導通したバンプ52を形成する。次に、弾性変形層51の貫通孔51bが形成された部分に固定部材61を形成したうえで、インクジェットヘッド3の上方に基板60を配置して、インクジェットヘッド3と基板60とを固定部材61によって互いに固定する。固定部材61は硬化時に収縮する。弾性変形層51は、固定部材61の収縮力によって互いに近づこうとする圧電層43と基板60とに挟まれる。これにより、弾性変形層51のバンプ52が配置された部分が、弾性変形するとともに、弾性変形前の状態に戻ろうとする反力で、バンプ52を基板60の下面60aに配置された接続端子62に接触させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数のノズル、及び、前記複数のノズルに連通した複数の圧力室を含む液体流路を有する流路ユニットと、前記複数の圧力室を覆うように前記流路ユニットに積層された圧電層、及び、前記複数の圧力室と対向する複数の個別電極を有する圧電アクチュエータと、を備えた液体吐出ヘッドと、 前記圧電アクチュエータの前記流路ユニットと反対側の面に配置された弾性変形層と、 前記弾性変形層の前記圧電アクチュエータと反対側の面に配置され、前記複数の個別電極と導通した複数のヘッド側接点と、 前記液体吐出ヘッドの前記圧電アクチュエータ側の面と対向して配置された基板と、 前記基板の前記液体吐出ヘッド側の面に、前記複数のヘッド側接点と対向して配置された複数の基板側接点と、 前記液体吐出ヘッドと前記基板とを互いに固定する固定部材と、を備え、 前記弾性変形層は、前記液体吐出ヘッドと前記基板とが前記固定部材で固定されたことによって、前記ヘッド側接点が配置された部分が、前記圧電アクチュエータと前記基板とに挟まれて弾性変形しているとともに、弾性変形前の状態に戻ろうとする力によって前記複数のヘッド側接点を前記基板側接点に接触させていることを特徴とする液体吐出装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J3/04 103A ,  B41J3/04 103H
Fターム (12件):
2C057AF65 ,  2C057AF93 ,  2C057AG14 ,  2C057AG44 ,  2C057AG87 ,  2C057AG90 ,  2C057AP25 ,  2C057AP57 ,  2C057AQ03 ,  2C057AQ06 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (7件)
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