特許
J-GLOBAL ID:201403043077180482
核磁気共鳴に基づく測定を利用した容器内の有害物質の検出
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井関 勝守
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-530694
公開番号(公開出願番号):特表2014-528070
出願日: 2012年09月02日
公開日(公表日): 2014年10月23日
要約:
核磁気共鳴(NMR)技術を用いて容器内の有害物質を検出する方法に関する。容器内の液体における前駆体(例えばH2O2)及び/又は窒素の存在は、静的磁場に容器を置き、プロトンのNMR及び14NのNMRに対応する振動数を有する電磁パルスを用いて容器を励起し、プローブを介して高周波(RF)シグナルを受信することにより決定される。励起パルスは、容器に前駆体及び窒素の存在することを検出可能に構成されており、短いRFパルスのシーケンスを含み得る。窒素及び/又は爆発物前駆体の存在は、受信されたRFシグナルからNMR測定シグナルの大きさ及び緩和時間を検出及び評価することにより決定される。磁場を生成する磁石と、RFパルスを生成し且つ上記の方法に従ってサンプル容器からNMR測定シグナルを受信するプローブとを含む装置にも関する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
液体サンプルを収容する非金属容器を静的磁場に配置するステップと、
前記静的磁場における前記液体サンプルに、プロトンのNMR振動数に対応する振動数を有する第1のNMRパルスシーケンスを適用するステップと、
前記プロトンのNMR振動数に反応する液体サンプルから複数の第1のNMR測定シグナルを受信するステップと、
受信された前記複数のNMR測定シグナルの緩和時間を測定するステップと、
前記静的磁場における前記液体サンプルに、14NのNMR振動数に対応する振動数を有する第2のNMRパルスシーケンスを適用するステップと、
14N又はプロトンのNMR振動数に反応する液体サンプルから複数の第2のNMR測定シグナルを受信するステップと、
前記複数の第2のNMR測定シグナルの大きさを測定するステップとを備えている有害物質検出方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N24/08 510P
, G01N24/08 510L
, G01N24/12 510L
引用特許: