特許
J-GLOBAL ID:201403043120440655

ビームフォーミング方法、及び超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-540925
特許番号:特許第5489144号
出願日: 2013年04月26日
要約:
【要約】 ビームフォーミング方法は、複数の受信素子から得られた受信エコー信号を被検体の第一領域を焦点として整相加算することにより、主ビーム信号を生成する主ビーム生成ステップ(S21)と、第一領域から反射してくる超音波信号に対する感度が主ビーム信号より低い副ビーム信号を、受信エコー信号から生成する副ビーム生成ステップ(S22)と、主ビーム信号及び副ビーム信号に基づいて定められる係数であって、主ビーム信号を狭角度化するための係数を算出し、係数と主ビーム信号とを乗ずることで狭ビーム信号を生成する狭ビーム生成ステップ(S23)とを含み、副ビーム生成ステップ(S22)では、第一領域と異なる被検体の2つの領域であって、互いに異なる2つの領域のそれぞれを焦点として受信エコー信号を整相加算することにより生成される2つのビーム信号の差である差信号を用いて、副ビーム信号を生成する。
請求項(抜粋):
【請求項1】 被検体から反射してくる超音波信号を、複数の受信素子が受信し生成したエコー信号からビーム信号を生成するビームフォーミング方法であって、 前記複数の受信素子の一部である第一受信素子列から得られた受信エコー信号を前記被検体の第一領域を焦点として整相加算することにより、主ビーム信号を生成する主ビーム生成ステップと、 前記複数の受信素子の一部であって前記第一受信素子列とは異なる第二受信素子列から得られた受信エコー信号を、前記第一領域とは異なる前記被検体の第二領域を焦点として整相加算することにより、第二ビーム信号を生成する第二ビーム生成ステップと、 前記複数の受信素子の一部であって前記第一受信素子列及び前記第二受信素子列のいずれとも異なる第三受信素子列から得られた受信エコー信号を、前記第一領域及び前記第二領域のいずれとも異なる前記被検体の第三領域を焦点として整相加算することにより、第三ビーム信号を生成する第三ビーム生成ステップと、 前記第二ビーム信号と前記第三ビーム信号との差である差信号を用いて、副ビーム信号を生成する副ビーム生成ステップと、 前記主ビーム信号及び前記副ビーム信号に基づいて定められる係数であって、前記主ビーム信号を狭角度化するための係数を算出し、前記係数と前記主ビーム信号とを乗ずることで狭ビーム信号を生成する狭ビーム生成ステップとを含む ビームフォーミング方法。
IPC (1件):
A61B 8/00 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61B 8/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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