特許
J-GLOBAL ID:201403043339732759

コーナ角度に応じて自動的に加工経路の補正を行うワイヤ放電加工機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): あいわ特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-279357
公開番号(公開出願番号):特開2014-121755
出願日: 2012年12月21日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
【課題】コーナ部を形成する2つの移動ブロックの成す角に応じて加工経路を補正するワイヤ放電加工機を提供すること。【解決手段】加工プログラム記憶部21から加工プログラム20のブロックを読み込んで解析し、コーナ角度検出部22によってコーナがあると判断されると、コーナ角度検出部22で検出されたコーナ角度に基づいて補正距離と戻し距離とを演算し、補正距離にしたがって先に加工するブロックの終点を延長するように補正し、戻し距離にしたがって次に加工するブロックを始点からブロック途中まで削除し、延長されて作成された新たなブロック終点と、削除されて作成された新たなブロック開始点とを繋ぐように加工経路を加工経路補正部23において作成し、加工経路制御部24によってワイヤ電極3を被加工物2に対して相対移動させるワイヤ放電加工機。【選択図】図7
請求項(抜粋):
加工プログラムの軸移動指令に基づいて加工経路を作成し、該作成された加工経路中の2つの連続する移動ブロックで形成されるコーナ部において、先に加工するブロックの終点を延長するように補正し、次に加工するブロックを始点からブロック途中まで削除し、前記先に加工されるブロックが延長されて作成された新たなブロック終点と前記次に加工するブロックの途中までが削除されて作成された新たなブロック開始点とを繋ぐように加工経路を補正して加工を行うワイヤ放電加工機であって、 前記コーナ部のコーナ角度を求めるコーナ角度取得手段と、 前記コーナ角度に応じて前記加工経路を補正する加工経路補正手段とを備え、 前記加工経路補正手段は、前記先に加工するブロックの終点を延長するように補正する際の終点を延長する距離を補正距離aとし、 前記次に加工するブロックの前記削除前のブロック開始点と削除されて作成された新たなブロック開始点との距離を戻し距離bとし、 前記コーナ角度が大きくなるにしたがって前記補正距離aまたは前記戻し距離bのいずれか一方または両方が小さくなるように前記コーナ部の加工経路を補正することを特徴とするワイヤ放電加工機。
IPC (2件):
B23H 7/02 ,  G05B 19/409
FI (2件):
B23H7/02 R ,  G05B19/4093 J
Fターム (11件):
3C059AA01 ,  3C059AB05 ,  3C059CB12 ,  3C059CE06 ,  3C059CL02 ,  3C269AB08 ,  3C269BB03 ,  3C269CC01 ,  3C269DD01 ,  3C269EF35 ,  3C269EF59
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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