特許

J-GLOBAL ID：201403044058844589

セルロース多孔質体及びその製造方法

発明者： 根本 純司 ,  楚山 智彦 ,  磯貝 明 ,  齋藤 継之
出願人/特許権者： 北越紀州製紙株式会社 ,  国立大学法人 東京大学
代理人 (2件)： 今下 勝博 ,  岡田 賢治
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-128193
公開番号（公開出願番号）：特開2013-253137
出願日： 2012年06月05日
公開日（公表日）： 2013年12月19日
要約：

【課題】本発明の目的は、極めて繊維径が細く、かつ、親水性の高いセルロースナノファイバーを含み、比表面積の大きな多孔質体を提供すること及びその多孔質体を低コストで簡便に製造する方法を提供することである。【解決手段】本発明に係るセルロース多孔質体の製造方法は、セルロースナノファイバーと分散媒とを含有する混合液を凍結乾燥する工程を有するセルロース多孔質体の製造方法において、前記分散媒が、水と水に溶解する有機溶媒との混合分散媒であり、該混合分散媒中の有機溶媒の濃度は、2〜40質量%であり、前記混合液中のセルロースナノファイバーの固形分濃度が、0.001〜5質量%である。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

セルロースナノファイバーと分散媒とを含有する混合液を凍結乾燥する工程を有するセルロース多孔質体の製造方法において、 前記分散媒が、水と水に溶解する有機溶媒との混合分散媒であり、 該混合分散媒中の有機溶媒の濃度は、2〜40質量%であり、 前記混合液中のセルロースナノファイバーの固形分濃度が、0.001〜5質量%であることを特徴とするセルロース多孔質体の製造方法。

IPC (2件)：

C08J 9/28 ,  C08J 9/42

FI (2件)：

C08J9/28 ,  C08J9/42

Fターム (15件)：

4F074AA02 ,  4F074AF04 ,  4F074CB34 ,  4F074CB47 ,  4F074CC05X ,  4F074CC28Y ,  4F074CC29Y ,  4F074CC57X ,  4F074CE15 ,  4F074CE44 ,  4F074CE98 ,  4F074DA24 ,  4F074DA43 ,  4F074DA47 ,  4F074DA53

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 多孔質体及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2010-227873   出願人：北越紀州製紙株式会社, 国立大学法人東京大学
• 物理ゲルの製造方法および物理ゲル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2010-137566   出願人：国立大学法人東京大学
• 比表面積の大きいセルロース系物質
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-373558   出願人：旭化成株式会社

審査官引用 (3件)

• 多孔質体及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2010-227873   出願人：北越紀州製紙株式会社, 国立大学法人東京大学
• 物理ゲルの製造方法および物理ゲル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2010-137566   出願人：国立大学法人東京大学
• 比表面積の大きいセルロース系物質
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-373558   出願人：旭化成株式会社