特許
J-GLOBAL ID:201403045050082309

ラジアルころ軸受用保持器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-201216
公開番号(公開出願番号):特開2014-055639
出願日: 2012年09月13日
公開日(公表日): 2014年03月27日
要約:
【課題】アキシャルドロー成形により造る事ができて、不連続部を挟んで設けられる端部同士を、径方向への相対変位を可能に、且つ、軸方向への相対変位を不能に係合させられる、ラジアルころ軸受用の保持器を実現する。【解決手段】端部12c、12d同士を係合する係合部13aを、一方の端部12cの軸方向中間部に設けられた内側係合片17と、他方の端部12dの軸方向に離隔した両側部分に設けられた、軸方向に関して互いに重畳しない1対の外側係合片18a、18bとから構成する。そして、ラジアルころ軸受に組み込んだ状態で、内側係合片17を両外側係合片18a、18bの間部分に配置する事で、これら内側係合片17と外側係合片18a、18bとを径方向には互いに重畳させずに、この内側係合片17とこれら各外側係合片18a、18bとをそれぞれ軸方向に係合させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
1対の割型により構成されるアキシャルドロー型を使用した合成樹脂の射出成形により一体に造られ、円周方向1個所に不連続部を有するものであり、 1対のリム部と、複数本の柱部と、複数個のポケットと、係合部とを備え、 このうちの1対のリム部は、それぞれが欠円環状で、軸方向に間隔をあけて互いに同心に設けられており、これら両リム部の周面のうちで、前記各ポケットと軸方向に整合する部分には、径方向に凹んだ凹部がそれぞれ形成されており、これら各凹部の形成位置は、前記各ポケットの軸方向両側部分で径方向に関して反対であり、 前記各柱部は、円周方向に亙って間欠的に、前記両リム部同士の間に掛け渡される状態で設けられており、 前記各ポケットは、前記両リム部と円周方向に隣り合う柱部とにより四周を囲まれる部分に設けられており、 前記係合部は、前記不連続部を挟んで設けられた端部同士を係合するものである、 ラジアルころ軸受用保持器に於いて、 前記係合部が、前記両端部のうちの一方の端部の軸方向中間部に他方の端部に向けて円周方向に延出する状態で設けられた内側係合片と、この他方の端部の軸方向に離隔した両側部分にそれぞれ前記一方の端部に向けて円周方向に延出する状態で設けられた、軸方向に関して互いに重畳しない1対の外側係合片とを備え、前記内側係合片をこれら両外側係合片の間部分に配置する事により、この内側係合片とこれら両外側係合片とを径方向には互いに重畳させずに、この内側係合片とこれら両外側係合片とをそれぞれ軸方向に係合させている事を特徴とするラジアルころ軸受用保持器。
IPC (2件):
F16C 33/46 ,  F16C 19/44
FI (2件):
F16C33/46 ,  F16C19/44
Fターム (13件):
3J701AA13 ,  3J701AA24 ,  3J701AA32 ,  3J701AA52 ,  3J701AA62 ,  3J701AA72 ,  3J701BA22 ,  3J701BA34 ,  3J701BA44 ,  3J701BA46 ,  3J701FA31 ,  3J701FA35 ,  3J701GA42
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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