特許
J-GLOBAL ID:201403045246319560

溶鉄及び鋼を製造する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 大島特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-551980
公開番号(公開出願番号):特表2014-510193
出願日: 2012年01月05日
公開日(公表日): 2014年04月24日
要約:
【課題】石炭及び粉鉱石または精鉱を用いて直接溶鉄を製造する。【解決手段】金属酸化物を、金属化率を高めた炭素含有中間物に転換し、該金属化中間物を溝形誘導炉内で溶融することにより、金属酸化物から溶融金属を生成するような、炭素質ベースの金属化方法及び装置を提供する。粉鉱石または精鉱の形態をとる鉄鉱石を使用する際、低価格の石炭を使用すると、鉱石の造粒、コークス製造及び高炉操業が不要になるため、資本コスト及び操業コストが大幅に削減されることになる。そのように製造された溶鉄は、塩基性酸素転炉(BOF)などの製鋼炉内で、特にBOFが溝形誘導炉(ICF)に物理的に統合されているときには、効果的に鋼に転換される。ここで、溶鉄は、溝形誘導炉によって、統合されたBOFに直接注がれ、低価格の鋼、わずかな熱損失及び最小限の排出物をもたらす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高温の溶融金属及び有用な燃料ガスを発生させるために後のステップでメルタ内において溶融される高温炭素含有金属化生成物を生成するべく構成され、かつ各々が装入端部及び取出端部を有する1若しくは複数の水平チャンバ内で、金属酸化物を炭素質材料とともに熱処理するための方法であって、 前記チャンバの前記装入端部において、大気に対して密閉的に、揮発性物質を含む炭素質材料を供給するステップと、 前記チャンバ内へ、大気に対して密閉的に、金属酸化物及び炭素質材料の組合せからなる混合物を供給するステップと、 前記チャンバ内で前記炭素質材料の一部を酸化剤とともに抑制モードで燃焼させて、前記金属酸化物を還元するための還元ガスを発生させることにより、中間物として特徴付けられる高温の炭素リッチな金属を生成するステップと、 前記中間物を所定のシーケンスを以て溶融炉内にディスペンスするべく構成されたコントロールバルブを備えた垂直チャンバ内に、前記中間物を送り出すステップと、 前記炉内で前記中間物を溶融して前記金属酸化物の還元を完了することにより、溶融金属浴を生成しかつ該浴から燃料ガスを放出させるステップと、 前記溶融炉の効率を高めるべく前記浴に向けて熱エネルギーを放射するために前記浴の上で前記燃料ガスを燃焼させ、同時にCO2を含む燃焼生成物を生成するステップと、 前記溶融炉から前記燃焼生成物を排出し、該燃焼生成物を前記垂直チャンバの底部へ導き、前記高温の炭素リッチな中間物に接触させながら前記垂直チャンバを通って上昇させることにより、CO2をCOに転換するステップと、 前記COを利用して有用な副生成物を生成するステップとを含むことを特徴とする方法。
IPC (7件):
C21B 13/14 ,  C21B 13/12 ,  C21B 13/10 ,  C21B 11/08 ,  C21B 11/10 ,  C21C 5/28 ,  F27D 17/00
FI (8件):
C21B13/14 ,  C21B13/12 ,  C21B13/10 ,  C21B11/08 ,  C21B11/10 ,  C21C5/28 A ,  F27D17/00 104G ,  F27D17/00 104Z
Fターム (28件):
4K012CA03 ,  4K012CA04 ,  4K012CA09 ,  4K012CA10 ,  4K012DE01 ,  4K012DE02 ,  4K012DE03 ,  4K012DE04 ,  4K012DE08 ,  4K012DF01 ,  4K012DF02 ,  4K012DF04 ,  4K012DF08 ,  4K012DF09 ,  4K012DF10 ,  4K056AA01 ,  4K056BA02 ,  4K056BB01 ,  4K056BB07 ,  4K056CA02 ,  4K056DA17 ,  4K056DB01 ,  4K070AB03 ,  4K070AC02 ,  4K070AC05 ,  4K070AC36 ,  4K070BA05 ,  4K070CE04
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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