特許
J-GLOBAL ID:201403045418060890
固液分離方法及び装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂本 光雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-264849
公開番号(公開出願番号):特開2014-108412
出願日: 2012年12月04日
公開日(公表日): 2014年06月12日
要約:
【課題】 固液密度差が無くても固液分離可能とする。【解決手段】 固液分離装置1Aは、回転周壁22と、その内側の逆円錐台面形状の固定周壁25との間に、環状の液体充填空間26を備える。液体充填空間26は、下端部に原液供給管14を接続し、上端部に濃縮粒子出口28を設ける。固定周壁25には、軸心方向に複数の清澄液出口29a,29b,29cを設ける。固液分離処理を行う場合は、回転する回転周壁22と固定周壁25の間で、液体充填空間26に原液供給管14より供給される原液12に、内周側から外周側に向けて増速する剪断速度勾配を有する流れ場を形成させる。原液12中の粒子11は、サフマン揚力により外周側に濃縮させ、これに伴い内周側の固定周壁25近くで清澄化される清澄液19を、清澄液出口29a,29b,29cより順次回収させる。濃縮された粒子11を含む粒子濃縮液20は濃縮粒子出口28より回収させる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
液体を満たすための液体充填空間を、移動壁と、該移動壁との距離が液体充填空間の一端側から他端側に向けて連続的に又は段階的に小さくなる静止壁との間に形成し、
上記液体充填空間に液体を満たした状態で、上記移動壁を静止壁に対して一方向に連続的に相対移動させることにより、該液体充填空間内の液体に、上記静止壁側から移動壁側に向けて流速が次第に増加する剪断速度勾配を有する流れ場を形成し、
該液体充填空間に、一端側から粒子を含む原液を供給して、該原液中の粒子に対し、上記剪断速度勾配を有する流れ場により、上記静止壁側より移動壁側に向く方向のサフマン揚力を作用させ、
その後、上記液体充填空間の一端側から他端側に至る途中の複数個所で、上記静止壁近くで粒子濃度が低下する領域の液体を清澄液として抜き出して回収すると共に、該液体充填空間の他端部より、上記サフマン揚力の作用により濃縮された上記粒子を含む粒子濃縮液を回収するようにする
ことを特徴とする固液分離方法。
IPC (4件):
B01D 43/00
, B04B 1/02
, B04B 11/02
, B04B 15/00
FI (4件):
B01D43/00 Z
, B04B1/02
, B04B11/02
, B04B15/00
Fターム (10件):
4D057AA10
, 4D057AB01
, 4D057AC01
, 4D057AC06
, 4D057AD01
, 4D057AE02
, 4D057AF01
, 4D057BA13
, 4D057BC05
, 4D057BC11
引用特許:
出願人引用 (7件)
-
遠心濃縮装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-255310
出願人:栗田工業株式会社
-
特開昭63-287592
-
特開昭55-114361
全件表示
審査官引用 (7件)
-
遠心濃縮装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-255310
出願人:栗田工業株式会社
-
特開昭63-287592
-
特開昭55-114361
全件表示
前のページに戻る