特許
J-GLOBAL ID:201403047733588561

フーリエ変換ホログラム用ランダム位相マスク

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-233014
公開番号(公開出願番号):特開2014-086102
出願日: 2012年10月22日
公開日(公表日): 2014年05月12日
要約:
【課題】フーリエ変換型ホログラムにおいて信号光にランダムな位相変調を与えるランダム位相マスクを利用する方法では、光強度分布を空間的に分散させる効果が強すぎ、焦点位置での光強度分布は必要以上に広範に分布して、結果、記録媒体上の記録スポットが大きくなり、高記録密度化の障害となっていた。また、適度な分散効果を与えるランダム位相マスクは、その設計には膨大な計算処理を要し、より簡便で効率的な方法が必要とされていた。【解決手段】本発明は、位相変調素子の有効面積が微小領域に分割され、ランダムに決定された微小領域内で位相変調領域が空間的に形状とサイズがランダムに分布することを特徴とし、素子面内にランダムな空間周波数成分を生じ、レンズの集光位置ではスムースかつ狭帯化した光強度分布が得られた。また準備のための計算はルーチン化された簡便なもので、記録するページデータにおける空間解像度が変わらない限り、再計算等は不要となった。【選択図】図8b
請求項(抜粋):
フーリエ変換型ホログラム式光情報記録・再生に使用する光位相変調のためのランダム位相マスクに用いる2値からなるランダム位相変調パターンであって、 前記ランダム位相変調パターンは隣接する同じピクセル・サイズの正方形の微小領域に分割されていて、 前記微小領域に関し、位相変調しない無効領域とするかまたは前記微小領域より小さくかつ同じピクセル・サイズの正方形の位相変調領域をその正方形の各辺を前記微小領域の各辺に平行にして配置するかがランダムに決定されていて、 前記微小領域に関しランダムに決定された前記位相変調領域は、前記微小領域にその全部が包含されるように、前記微小領域に関しランダムに配置されていることを特徴とするランダム位相変調パターン。
IPC (4件):
G11B 7/135 ,  G03H 1/02 ,  G03H 1/16 ,  G11B 7/006
FI (4件):
G11B7/135 A ,  G03H1/02 ,  G03H1/16 ,  G11B7/0065
Fターム (22件):
2K008AA04 ,  2K008AA08 ,  2K008BB04 ,  2K008CC01 ,  2K008FF21 ,  2K008HH25 ,  5D090AA01 ,  5D090BB16 ,  5D090CC16 ,  5D090DD01 ,  5D090EE01 ,  5D090KK12 ,  5D090KK15 ,  5D090LL02 ,  5D789AA22 ,  5D789BB20 ,  5D789CA20 ,  5D789EB02 ,  5D789EB10 ,  5D789EC13 ,  5D789JA63 ,  5D789JA70
引用特許:
審査官引用 (4件)
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