特許
J-GLOBAL ID:201403049193877022

連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御方法及び制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 典輝 ,  山下 昭彦 ,  岸本 達人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-149116
公開番号(公開出願番号):特開2014-008533
出願日: 2012年07月03日
公開日(公表日): 2014年01月20日
要約:
【課題】鋳型内の湯面変動を抑制することが可能な連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御方法を提供する。【解決手段】切替元制御装置による鋳型内湯面レベルのフィードバック制御から、切替先制御装置によるフィードバック制御へと切り替える際に、予め定めた時間関数で定まる切替元制御装置の流路開度の速度軌道に基づいて算出されるフィードフォワード制御開度変更操作量を、切替元制御装置の流路開度指令値に加える工程と、該開度変更操作量を反映させることに伴う溶鋼流出量変化を補償する、切替先制御装置に対するフィードフォワード制御開度操作量を、直前の制御周期における流路開度指令値に加えて、現在の制御周期における切替先制御装置の流路開度指令値を算出する工程とを制御周期毎に繰り返し、切替元制御装置の流路開度が設定開度に到達した時点で、制御を切替先制御装置による制御へと切り替える、連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御方法とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
タンディッシュから鋳型へ注入する溶鋼の流量を、前記タンディッシュと前記鋳型とを繋ぐ流路の開口部面積を変更することにより調整する、切替元制御装置及び切替先制御装置を備えた連続鋳造機で、 前記切替元制御装置による前記鋳型内の溶鋼湯面レベルのフィードバック制御から、前記切替先制御装置による前記鋳型内の溶鋼湯面レベルのフィードバック制御へと切り替える際に、 予め定めた時間関数で定まる前記切替元制御装置の流路開度の速度軌道に基づいて算出される、前記切替元制御装置の流路開度を全開開度に近づけるフィードフォワード制御開度変更操作量を、前記切替元制御装置で前記溶鋼湯面レベルをフィードバック制御する際の流路開度指令値に加えることにより、前記切替元制御装置の流路開度指令値を算出する切替前切替元指令値算出工程と、 前記切替元制御装置の流路開度に前記フィードフォワード制御開度変更操作量を反映させることに伴う溶鋼注入量変化及び鋳造速度変更による溶鋼流出量変化を補償する、前記切替先制御装置に対するフィードフォワード制御開度操作量を、直前の制御周期における前記切替先制御装置の流路開度指令値に加えることにより、現在の制御周期における前記切替先制御装置の流路開度指令値を算出する切替前切替先指令値算出工程と、を制御周期毎に繰り返し、 前記切替元制御装置の流路開度が、前記鋳型内の溶鋼湯面レベルの制御を前記切替先制御装置による制御へと切り替える設定開度に到達した時点で、前記鋳型内の溶鋼湯面レベルの制御を、前記切替先制御装置によるフィードバック制御へと切り替える、連続鋳造機の鋳型内湯面レベル制御方法。
IPC (3件):
B22D 11/18 ,  B22D 11/103 ,  B22D 11/16
FI (5件):
B22D11/18 F ,  B22D11/103 B ,  B22D11/16 104F ,  B22D11/18 J ,  B22D11/18 K
Fターム (4件):
4E004MB02 ,  4E004MB09 ,  4E004MB10 ,  4E004MB15
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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