特許
J-GLOBAL ID:201403049462576077
血管平滑筋細胞の増殖を抑制する血管内皮細胞の検出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (12件):
春名 雅夫
, 清水 初志
, 山口 裕孝
, 刑部 俊
, 井上 隆一
, 佐藤 利光
, 新見 浩一
, 小林 智彦
, 渡邉 伸一
, 大関 雅人
, 五十嵐 義弘
, 川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-115325
公開番号(公開出願番号):特開2014-233217
出願日: 2013年05月31日
公開日(公表日): 2014年12月15日
要約:
【課題】血管平滑筋増殖抑制作用のある「善玉血管内皮細胞」の検出方法、および当該血管内皮細胞を動脈内腔面に移植する治療技術を提供する。【解決手段】血管内皮細胞の血管平滑筋細胞の増殖抑制作用を低下させる原因遺伝子RGS5(Regulator of G-protein signaling 5)を同定した。これにより、RGS5のmRNAまたは蛋白質の発現を検定するだけで、短時間で、かつ培養設備を要さずに、善玉血管内皮細胞を「RGS5陰性血管内皮細胞」として検証することが可能となった。また、こうして得られた「善玉血管内皮細胞」は、例えば生体内でゲル化する基材に包埋し、PCI等の処置を行なった動脈の血管壁の上面に置く経vasa vasorum移植技術により、血管内皮細胞が剥脱された動脈の内腔面に血管内皮細胞が効率的に補充され、血管構造を整復させることが可能である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
血管平滑筋細胞の増殖を抑制する活性を有する細胞を検出する方法であって、血管内皮細胞におけるRGS5(Regulator of G-protein signaling 5)の発現を検出する工程、および該発現を、血管平滑筋細胞の増殖を抑制する活性の低下および/または血管平滑筋細胞の増殖を促進する活性の上昇の指標とする工程を含む方法。
IPC (8件):
C12Q 1/04
, C12N 5/10
, A61K 35/12
, G01N 33/53
, G01N 33/50
, G01N 33/15
, C12N 5/071
, C12Q 1/68
FI (8件):
C12Q1/04
, C12N5/00 102
, A61K35/12
, G01N33/53 D
, G01N33/50 Z
, G01N33/15 Z
, C12N5/00 202A
, C12Q1/68 A
Fターム (37件):
2G045AA25
, 2G045DA36
, 2G045FB03
, 4B063QA18
, 4B063QQ02
, 4B063QQ08
, 4B063QQ52
, 4B063QR08
, 4B063QR32
, 4B063QR36
, 4B063QR42
, 4B063QR50
, 4B063QR55
, 4B063QR62
, 4B063QR72
, 4B063QR77
, 4B063QS25
, 4B063QS28
, 4B063QS34
, 4B063QS36
, 4B063QS39
, 4B063QX02
, 4B065AA90X
, 4B065AA90Y
, 4B065AB01
, 4B065BA01
, 4B065CA44
, 4C087AA01
, 4C087AA02
, 4C087AA04
, 4C087BB63
, 4C087MA65
, 4C087NA13
, 4C087NA14
, 4C087ZA44
, 4C087ZA45
, 4C087ZB21
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (7件)
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BLOOD, 20040201, Vol.105, No.3, pp.1094-1101
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J. HUM. GENET., 1998, Vol.43, No.3, pp.202-205
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AM. J. PATHOL., 200303, Vol.162, No.3, pp.721-729
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MOD. PATHOL., 200410, Vol.17, No.10, pp.1198-1210
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「ヒト胚性幹細胞由来血管内皮細胞および末梢血単球由来血管内皮細胞による血管平滑筋細胞の増殖抑制」
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「血管内皮細胞による血管平滑筋増殖抑制の機序:動脈狭窄症の新規治療開発に向けて」
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EMBO MOLECULAR MEDICINE, 20140627, Vol.6, pp.1075-1089
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