特許
J-GLOBAL ID:201403049565211867

車両ウィンドウ用アンプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-192987
公開番号(公開出願番号):特開2014-050007
出願日: 2012年09月03日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】ハンダ付けせずにアンプを安定して設置固定でき、振動に起因するノイズの発生も抑制できる、車両ウィンドウ用アンプ装置を提供する。【解決手段】樹脂製のウィンドウWに設けられたアンテナAで受信した信号を増幅するアンプ10と、アンプ10を設置固定するブラケット20とを有する。ウィンドウWとブラケット20とは、弾性を有する熱可塑性の高分子材料からなる接合剤Sを介して、アウトサート成形により接合されている。接合剤Sは、アウトサート成形時にブラケット20のベース部20aに形成された貫通孔20eから溢れ出した状態の突起部Stを形成しており、アンプ10は突起部Stによって常時押圧付勢されている。接合剤Sとしては、軟質樹脂や熱可塑性エラストマーを使用できる。貫通孔20e及び突起部Stは、ブラケット20のベース部20aに対向状に立設された2つの係合片の少なくとも内側に設けられている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
車両ウィンドウに設けられたアンテナへ電気的に接続され、該アンテナで受信した信号を増幅するアンプと、該アンプを車両ウィンドウへ設置固定するブラケットとを有する車両ウィンドウ用アンプ装置であって、 前記車両ウィンドウは合成樹脂製であり、 前記車両ウィンドウと前記ブラケットとを金型内に予め設置した状態で、該車両ウィンドウとブラケットとの間に、硬化後に弾性を有する熱可塑性の高分子材料を射出して、前記車両ウィンドウと前記ブラケットとをアウトサート成形により接合し、 前記ブラケットのベース部には、貫通孔が形成されており、 前記高分子材料は、前記アウトサート成形時に前記ベース部の貫通孔から溢れ出した状態で突起部を形成しており、 前記アンプは、前記ブラケットに装着した際に前記突起部によって常時押圧付勢されており、 前記アンプから延在する金属端子と前記アンテナとがハンダ付けされていないことを特徴とする、車両ウィンドウ用アンプ装置。
IPC (1件):
H01Q 1/22
FI (1件):
H01Q1/22 C
Fターム (3件):
5J047AA09 ,  5J047AB17 ,  5J047EC00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 樹脂ウインドの端子固定構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-173389   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 保持ソケット
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2007-551627   出願人:ピルキントンオートモーティヴドイチェラントゲーエムベーハー
審査官引用 (2件)
  • 樹脂ウインドの端子固定構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-173389   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 保持ソケット
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2007-551627   出願人:ピルキントンオートモーティヴドイチェラントゲーエムベーハー

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