特許
J-GLOBAL ID:201403049882600224

熱硬化性ポリマー部品に熱可塑性ポリマーを接合する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-512784
公開番号(公開出願番号):特表2014-515323
出願日: 2012年05月25日
公開日(公表日): 2014年06月30日
要約:
本発明は、熱硬化性ポリマーの硬化温度を超える融点を有する熱可塑性ポリマーを熱硬化性ポリマー部品に接合する方法に関する。本方法は以下のステップを有する。硬化される熱硬化性ポリマー部品が、少なくとも結合される部分に熱可塑性ポリマー製の埋込物を備えるステップと、熱可塑性ポリマーを少なくとも接合させる部分を接触させて配置するステップと、アセンブリを熱可塑性ポリマーの融点に加熱するステップと、これにより、埋込物を構成する熱可塑性ポリマーが融解して熱可塑性ポリマーと融合し、そしてアセンブリを冷却するステップと、を有する。本発明においては、熱可塑性ポリマーは熱硬化性ポリマーの硬化温度を超える融点を有しており、その埋込物の熱硬化性ポリマー部品との接合部分で接合ステップの際に熱硬化性ポリマーの最大使用温度を超える加熱が避けられるように、埋込物が設計される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
a) 熱可塑性ポリマーを提供するステップと、 b) 熱硬化性ポリマー部品が熱可塑性ポリマーから構成される埋込物を少なくとも接合される部分に備える、硬化された熱硬化性ポリマー部品を提供するステップと、 c) 前記熱可塑性ポリマーを前記少なくとも接合させる部分と接触させて配置するステップと、 d) 少なくとも接触する領域で前記熱可塑性ポリマーと前記熱硬化性ポリマー部品とを前記熱可塑性ポリマーの融点に加熱するステップであって、これにより、前記埋込物の熱可塑性ポリマーが融解して前記熱可塑性ポリマーと融合し、 e) 前記熱可塑性ポリマーと硬化された熱硬化性ポリマー部品とのアセンブリを、前記熱可塑性ポリマーが前記硬化された熱硬化性ポリマー部品と接合するように冷却するステップとを含む、熱硬化性ポリマー部品に熱可塑性ポリマーを接合する方法であって、 前記熱可塑性ポリマーは、前記熱硬化性ポリマーの硬化温度を超える融点を有し、 前記埋込物は、前記埋込物と前記熱硬化性ポリマー部品の接合部分で前記熱硬化性ポリマーの最大使用温度を超える加熱が前記接合ステップd)の際に避けられるように設計されていることを特徴とする方法。
IPC (1件):
B29C 65/04
FI (1件):
B29C65/04
Fターム (10件):
4F211AA32 ,  4F211AA34 ,  4F211AA36 ,  4F211AD05 ,  4F211AD16 ,  4F211AR06 ,  4F211TA01 ,  4F211TN14 ,  4F211TQ13 ,  4F211TW15
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-294128
  • ポリマー複合部材への機能部材の溶着
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-501781   出願人:シーアールシーフォーアドバンストコンポジットストラクチャーズリミテッド
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-294128
  • ポリマー複合部材への機能部材の溶着
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2009-501781   出願人:シーアールシーフォーアドバンストコンポジットストラクチャーズリミテッド

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