特許
J-GLOBAL ID:201403049912799802

励磁突入電流抑制装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (17件): 蔵田 昌俊 ,  高倉 成男 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  井関 守三 ,  赤穂 隆雄 ,  井上 正 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-132382
公開番号(公開出願番号):特開2013-257993
出願日: 2012年06月11日
公開日(公表日): 2013年12月26日
要約:
【課題】 極間にコンデンサが接続された遮断器により変圧器を電源投入する際に生じる変圧器の励磁突入電流を抑制することのできる励磁突入電流抑制装置を提供することにある。【解決手段】 変圧器3と三相交流の電源1との接続を開閉する極間コンデンサ22U,22V,22Wが接続された遮断器2を、励磁突入電流を抑制するように制御する励磁突入電流抑制装置6であって、遮断器2の変圧器側の三相交流電圧Vtu,Vtv,Vtwに基づいて、三相の残留磁束の直流成分φZdu,φZdv,φZdwのうち、絶対値が最大又は絶対値が最小の相を着目相として検出し、電源側の三相交流電圧Vu,Vv,Vwの着目相が、残留磁束の着目相の直流成分φZdu,φZdv,φZdwの極性と逆極性の波高値となる投入目標位相θc1で、着目相の遮断器2を投入し、電源側の三相交流電圧Vu,Vv,Vwの着目相が、投入目標位相θc1よりも後に零点となる投入目標位相θc2で、着目相以外の2相の遮断器2を投入する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
三相変圧器と三相交流の電源との接続を開閉する極間にコンデンサが接続された遮断器を、励磁突入電流を抑制するように制御する励磁突入電流抑制装置であって、 前記遮断器の前記三相変圧器側の三相交流電圧を計測する変圧器側電圧計測手段と、 前記変圧器側電圧計測手段により計測された三相交流電圧に基づいて、前記三相変圧器の遮断後の前記三相変圧器の三相の残留磁束の直流成分を演算する残留磁束直流成分演算手段と、 前記残留磁束直流成分演算手段により演算された前記三相の残留磁束の直流成分のうち、絶対値が最大又は絶対値が最小の相を着目相として検出する着目相検出手段と、 前記遮断器の前記電源側の三相交流電圧を計測する電源側電圧計測手段と、 前記電源側電圧計測手段により計測された三相交流電圧の前記着目相検出手段により検出された前記着目相が、前記残留磁束直流成分演算手段により演算された前記残留磁束の前記着目相の直流成分の極性と逆極性の波高値となる第1の位相を判断する第1の位相判断手段と、 前記第1の位相判断手段により判断された前記第1の位相で、前記着目相の前記遮断器を投入する第1の投入手段と、 前記電源側電圧計測手段により計測された三相交流電圧の前記着目相検出手段により検出された前記着目相が、前記第1の位相判断手段により判断された前記第1の位相よりも後に零点となる第2の位相を判断する第2の位相判断手段と、 前記第2の位相判断手段により判断された前記第2の位相で、前記着目相以外の2相の前記遮断器を投入する第2の投入手段と を備えたことを特徴とする励磁突入電流抑制装置。
IPC (5件):
H01H 9/56 ,  H01H 33/59 ,  H01H 9/54 ,  H02H 7/045 ,  H02J 3/00
FI (6件):
H01H9/56 ,  H01H33/59 G ,  H01H9/54 H ,  H01H33/59 H ,  H02H7/045 A ,  H02J3/00 D
Fターム (8件):
5G028AA21 ,  5G028FB05 ,  5G034AD03 ,  5G043AA05 ,  5G043BA07 ,  5G043BC03 ,  5G043CB03 ,  5G066LA04
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る