特許
J-GLOBAL ID:201403050275831436

動的設備の状態監視システムとその方法とそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-149442
公開番号(公開出願番号):特開2014-010139
出願日: 2012年07月03日
公開日(公表日): 2014年01月20日
要約:
【課題】狭空間や剛性の低い環境下において駆動周波数の近い複数の機械設備が配置、駆動されている場合に、簡易な構成で処理を行いつつも、高精度かつ高効率な状態監視が可能な動的設備の状態監視システムを提供する。【解決手段】n個のセンサと、n個の合成振動波形信号を得る周波数測定部と、n個の合成振動波形信号を高速フーリエ変換処理してスペクトル信号を得る高速フーリエ変換処理部と、n個の振動源の内、最も近接する振動源から発生する振動波成分のみを分離する波形分離処理部と、スペクトル信号を逆高速フーリエ変換処理して最も近接する振動源からの振動波形信号を得る逆高速フーリエ変換処理部と、正常時の振動波形信号と振動波形信号の差分を演算する残差算出部と、振動源が正常でないと判断する評価部とを有するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
n(n:2以上の整数)個の振動源が存在する環境において、前記n個の振動源から発生する合成振動波形を分離可能な動的設備の状態監視システムであって、 前記n個の振動源から発生する合成振動波を受信可能なn個のセンサと、 前記n個のセンサで受信された合成振動波をそれぞれ処理してn個の合成振動波形信号を得る周波数測定部と、 前記周波数測定部で得られたn個の合成振動波形信号を高速フーリエ変換(以下、高速フーリエ変換をFFTと呼ぶこともある)処理してスペクトル信号を得る高速フーリエ変換処理部と、 前記高速フーリエ変換処理部で得られたn個のスペクトル信号に対して、スペクトル毎に強度の差分を取って、他のいずれのスペクトル信号に対しても差分が正となるスペクトルのスペクトル信号のみを残して、他のスペクトルのスペクトル信号については0として、前記n個の振動源の内、最も近接する振動源から発生する振動波成分のみを分離する波形分離処理部と、 前記波形分離処理部で分離されたスペクトル信号を逆高速フーリエ変換処理して最も近接する振動源からの振動波形信号を得る逆高速フーリエ変換処理部と、 予め測定した前記最も近接する振動源からの正常時の振動波形信号と前記逆高速フーリエ変換処理部から得られた前記最も近接する振動源からの振動波形信号の差分を演算する残差算出部と、 前記差分を所望のしきい値と比較して前記しきい値よりも乖離が大きい場合に前記最も近接する振動源が正常でないと判断する評価部と、 を有することを特徴とする動的設備の状態監視システム。
IPC (1件):
G01H 17/00
FI (1件):
G01H17/00 Z
Fターム (8件):
2G064AB01 ,  2G064AB02 ,  2G064AB22 ,  2G064BA02 ,  2G064CC29 ,  2G064CC30 ,  2G064CC43 ,  2G064CC54
引用特許:
出願人引用 (7件)
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引用文献:
出願人引用 (2件)

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