特許
J-GLOBAL ID:201403050925434003
拡張焦点範囲を有するレンズ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
杉村 憲司
, 下地 健一
, 坪内 伸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-532273
公開番号(公開出願番号):特表2014-528100
出願日: 2012年09月26日
公開日(公表日): 2014年10月23日
要約:
本発明は、拡張焦点範囲を有するレンズ(5)であって、透明材料からなり、2つの光学面(2、4)を有し、且つ焦点屈折力分布Ftotを有するレンズ(5)に関する。本発明によれば、レンズ(1)の焦点屈折力分布Ftotは、光軸(10)に対して垂直な平面に関して半径方向高さr及び開口の方位角φの関数として、ゼロではない焦点屈折力の計算基本値Flensと最大値Fspiral max(r,φ)との間で変わる。したがって、焦点屈折力分布は、 Ftot(r,φ)=Flens(r)+Fspiral(r,φ)として計算により得られ、螺旋状焦点屈折力成分は、 Fspiral(r,φ)=Fspiral max(r)×w(φ)であり、式中、Fspiral max(r,φ)は半径に応じて非線形に変わり、w(φ)は螺旋状プロファイルを有する焦点屈折力成分の因数である。さらに、焦点屈折力の計算基本値Flensは、屈折基本系の焦点屈折力Fbaseと、構造状焦点屈折力Fstructureとに分割され、 Flens=Fbase+Fstructureが成り立つ。螺旋状焦点屈折力成分Fspiral及び構造状焦点屈折力成分Fstructureが加算されて螺旋状及び構造状加入屈折力 FSS(r,φ)=Fstructure+Fspiral max(r)×w(φ)を形成し、これが基本系の焦点屈折力Fbaseに加算されて、レンズ(5)の全焦点屈折力が Ftot(r,φ)=Fbase(r)+FSS(r,φ)として得られる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
拡張焦点範囲を有するレンズ(5)であって、固体の透明材料からなり、2つの加工光学面(2、4)を有し、且つ焦点屈折力分布Ftotを有するレンズ(5)において、
該レンズ(5)の前記焦点屈折力分布Ftotは、光軸(10)に対して垂直な平面に関して半径方向高さ(r)及び開口の方位角φの関数として、ゼロではない焦点屈折力の計算基本値Flensと最大値Fspiral max(r,φ)との間で変わり、したがって、前記焦点屈折力分布は、
Ftot(r,φ)=Flens(r)+Fspiral max(r,φ)×w(φ)
として計算により得られ、式中、Fspiral max(r,φ)は半径に応じて非線形に変わり、w(φ)は、螺旋状プロファイルを有する焦点屈折力成分の因数であり、前記焦点屈折力の計算基本値Flensは、基本系の焦点屈折力成分Fbaseと、構造の焦点屈折力成分Fstructureとに分割され、さらに、螺旋状焦点屈折力成分
Fspiral(r,φ)=Fspiral max(r,φ)×w(φ)
及び前記構造の焦点屈折力成分Fstructureが組み合わさって螺旋状及び構造状加入屈折力
FSS(r,φ)=Fstructure+Fspiral(r,φ)
を形成することで、加工した前記レンズ(5)の全焦点屈折力が
Ftot(r,φ)=Fbase(r)+FSS(r,φ)
として得られることを特徴とするレンズ。
IPC (3件):
G02B 13/00
, G02B 13/18
, G02C 7/06
FI (3件):
G02B13/00
, G02B13/18
, G02C7/06
Fターム (26件):
2H006BC03
, 2H087KA01
, 2H087KA20
, 2H087LA01
, 2H087PA01
, 2H087PA02
, 2H087PA17
, 2H087PB01
, 2H087PB02
, 2H087QA02
, 2H087QA06
, 2H087QA07
, 2H087QA12
, 2H087QA14
, 2H087QA22
, 2H087QA34
, 2H087QA39
, 2H087QA41
, 2H087RA05
, 2H087RA12
, 2H087RA13
, 2H087RA28
, 2H087RA32
, 2H087RA42
, 2H087RA46
, 2H087RA47
引用特許:
前のページに戻る