特許
J-GLOBAL ID:201403052514855191

背景差分抽出装置及び背景差分抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 重雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-099408
公開番号(公開出願番号):特開2014-219874
出願日: 2013年05月09日
公開日(公表日): 2014年11月20日
要約:
【課題】視点が移動するカメラで取得した画像を用いた背景差分の取得を可能にするための技術を提供する。【解決手段】まず、カメラ11により、対象物を含まない画像である背景画像を取得する。カメラ11の視線方向及び視点位置の情報を用いて、背景画像における画素の位置情報を、固定座標系における極座標情報に変換する。背景画像における画素の色情報と、当該画素の極座標情報との対応関係を記録部3に記録する。つぎに、カメラ11により、対象物を含む画像である実画像を取得する。カメラ11の視線方向及び視点位置の情報を用いて、実画像における画素の位置情報を、固定座標系における極座標情報に変換する。実画像における画素の極座標情報を用いて、実画像に対応する角度領域での背景画像を対象背景として特定する。実画像と対象背景とを比較することによって、それらの間の差分を抽出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
視線方向及び視点位置が移動可能なカメラで得られた画像を用いて背景差分を抽出するための装置であって、 撮像部と、極座標算出部と、記録部と、対象背景抽出部と、差分抽出部とを備えており、 前記撮像部は、カメラと、駆動部とを備えており、 前記カメラは、対象物を含まない画像である背景画像、あるいは、対象物を含む画像である実画像を取得できる構成となっており、 前記駆動部は、前記カメラの視線方向及び視点位置を変更できる構成となっており、 前記極座標算出部は、視線方向取得部と、視点位置取得部と、座標変換部とを備えており、 前記視線方向取得部は、前記カメラにおける視線方向を取得する構成となっており、 前記視点位置取得部は、前記カメラにおける視点位置を取得する構成となっており、 前記座標変換部は、取得された前記視線方向及び視点位置を用いて、前記背景画像あるいは前記実画像における画素の位置情報を、固定座標系における極座標情報に変換する構成となっており、 前記記録部は、前記背景画像における画素の色情報と、当該画素の極座標情報との対応関係を記録する構成となっており、 前記対象背景抽出部は、前記実画像における画素の極座標情報を用いて、前記実画像に対応する角度領域での前記背景画像を対象背景として特定する構成となっており、 前記差分抽出部は、前記実画像と前記対象背景とを比較することによって、それらの間の差分を抽出する構成となっている 背景差分抽出装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 ,  H04N 7/18
FI (2件):
G06T7/20 100 ,  H04N7/18 G
Fターム (13件):
5C054CC02 ,  5C054CE08 ,  5C054CF06 ,  5C054CG06 ,  5C054EA01 ,  5C054EA05 ,  5C054FC01 ,  5C054FD03 ,  5C054HA31 ,  5L096CA04 ,  5L096CA07 ,  5L096FA69 ,  5L096GA08

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