特許
J-GLOBAL ID:201403054758380260
鉄道車両用空力ブレーキ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (3件):
黒田 泰
, 竹腰 昇
, 井上 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-052616
公開番号(公開出願番号):特開2014-177202
出願日: 2013年03月15日
公開日(公表日): 2014年09月25日
要約:
【課題】小型化と収容空間の低減を両立した空力ブレーキ装置を実現する。【解決手段】ロック解除で僅かに浮き上がり走行風の空気抵抗で第1揺動軸41で揺動・起立する第1空力ブレーキ板4を備える。ロック機構80は、モータ駆動軸102を解除方向(反時計回り)に回すことで解除される。このとき、クラッチ120は、モータ側噛合突起122が断切角度範囲へ移動し「切れる」。助勢トルクはそのまま作用し、第1空力ブレーキ板4は走行風の空気抵抗のみで自然と起立姿勢に至るので、ブレーキ作動用の大型アクチュエータは不要となる。起立過程で、揺動軸側噛合突起126が断切角度範囲を詰めてモータ側噛合突起122に接近する。モータ駆動軸102を復帰方向(時計回り)に逆回動させると、モータ側噛合突起122が揺動軸側噛合突起126を押して「クラッチ入り」、第1空力ブレーキ板4を格納姿勢に復帰させることができる。【選択図】図12
請求項(抜粋):
揺動軸で回転することで格納姿勢と起立姿勢とに変位可能な空力ブレーキ板と、
ロック保持力が与えられている間、前記空力ブレーキ板を前記格納姿勢に保持するロック機構と、
前記格納姿勢にある前記空力ブレーキ板を前記起立姿勢に変位させる方向に付勢力を付与する付勢手段と、
モータ駆動軸と、
前記モータ駆動軸の制動力又は回転力を前記ロック保持力に変換して前記ロック機構へ伝達する伝達手段と、
前記モータ駆動軸と前記揺動軸とを接続するクラッチであって、噛み合い方向が逆になったときに所定の断切角度範囲を介して接続するクラッチと、
を備え、前記クラッチにより前記モータ駆動軸と前記揺動軸とが接続され、前記モータ駆動軸の回転力によって前記空力ブレーキ板が前記格納姿勢とされて後、前記モータ駆動軸が逆回転可能となって前記ロック機構のロックが解除され、前記空力ブレーキ板が前記格納姿勢から前記起立姿勢に至るまでを前記所定の断切角度範囲として少なくとも含むように構成された鉄道車両用空力ブレーキ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
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