特許
J-GLOBAL ID:201403055092490275

中性子発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 宏明 ,  高村 順
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-267702
公開番号(公開出願番号):特開2014-115123
出願日: 2012年12月06日
公開日(公表日): 2014年06月26日
要約:
【課題】中性子の照射硬化や照射による二次γ線の発生量が大きい事。【解決手段】チャンバー3内に設けた流路2を炭素材料又はその化合物、好ましくは黒鉛粒子のCIP材により形成し、この流路2に対して整流部1を接続する。整流部1の端部にはノズル11が形成されており、吐出口は流路2と同一或いは底面から所定距離だけ上側に位置する。整流部の底面には、低放射化フェライト鋼或いは一般金属材料からなる薄板状のライナーが配置される。吐出口から液体リチウムが吐出して流路2内を膜流となって吐出する。陽子ビーム入射管4から陽子ビームが照射される。陽子ビームが照射された場合、ターゲットの部位で中性子が発生し、この中性子は全方位に放射されるが流路2及びチャンバー3を通過して多少の指向性をもって下方に多く照射される。このように、流路2を炭素材料又はその化合物で構成することで、二次ガンマ線の発生量も抑制できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
端部に液体金属を吐出するノズルの吐出口が配置され、且つ、所定位置に陽子ビームの照射位置が設定されると共に少なくとも当該照射位置を含む一定領域が炭素材料、炭素繊維複合材料、SiC、SiC繊維複合材料若しくはその混合物又はアルミニウム、アルミニウム合金、チタン、チタン合金などの軽元素材料から構成され且つその内部に液体金属が流れる樋状の流路を備えたことを特徴とする中性子発生装置。
IPC (5件):
G21K 5/08 ,  G21K 5/02 ,  H05H 3/06 ,  H05H 6/00 ,  A61N 5/10
FI (5件):
G21K5/08 N ,  G21K5/02 N ,  H05H3/06 ,  H05H6/00 ,  A61N5/10 H
Fターム (5件):
2G085BA17 ,  2G085DA03 ,  2G085EA07 ,  4C082AC07 ,  4C082AR01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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