特許
J-GLOBAL ID:201403057263884733

弾性波探査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 一 ,  蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-059223
公開番号(公開出願番号):特開2014-185870
出願日: 2013年03月22日
公開日(公表日): 2014年10月02日
要約:
【課題】一般に市販される測定機器を用いて弾性波測定作業を容易かつ低コストに行う。【解決手段】この方法では、発破信号検知装置1とICレコーダ2、ジオフォン3とICレコーダ2をそれぞれ基本セットとして用い、地山の起振点の振動発生前に、各ICレコーダ2を発破信号検知装置1、ジオフォン3に接続しないで録音状態とし、各ICレコーダ2に任意の同時刻に共通のパルス信号を入力して、各ICレコーダ2を録音状態のまま発破信号検知装置1、ジオフォン3に接続する。この状態で、発破信号検知用のICレコーダ2で振動信号を記録し、弾性波測定用のICレコーダ2で弾性波データを記録する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
地山の起振点で振動を発生させて、起振点での振動の発生を検知器により検知し、前記検知器に電気的に接続された記録装置に振動信号として振動発生時刻とともに記録し、起振点で発生させた振動により地山を伝播する弾性波を地山の既知の受振点で受振センサにより受振し、前記受振センサに電気的に接続された記録装置に弾性波データとして弾性波初動到達時刻とともに記録して、前記記録装置に記録された前記振動発生時刻と前記弾性波初動到達時刻に基いて地山の弾性波速度を算出する弾性波探査方法において、 前記記録装置に、振動信号検知用、弾性波測定用として各別に、ICレコーダを含む可搬型の不揮発性の記憶装置を採用して、前記検知器と前記記憶装置、前記受振センサと前記記憶装置をそれぞれ基本セットとし、 地山の起振点で振動を発生させる前に、前記振動信号検知用、弾性波測定用の各記憶装置を前記検知器、前記受振センサに接続しないで録音状態とし、この録音状態で、前記各記憶装置に任意の同時刻に共通のパルス信号を入力し、前記パルス信号入力後の前記各記憶装置を録音状態のまま前記検知器、前記受振センサに接続して、 この状態から、地山の起振点で振動を発生させて、前記起振点での振動の発生を前記検知器により検知して前記振動信号検知用の記憶装置に振動信号として記録するとともに、前記起振点で発生させた振動により地山を伝播する弾性波を前記受振センサで受振して前記弾性波測定用の記憶装置に前記弾性波データとして記録して、 前記起振点での振動発生前に前記各記憶装置に入力した前記パルス信号を前記振動信号検知用、弾性波測定用の各記憶装置内の基準時刻として、前記振動信号検知用の記憶装置に記録された前記振動信号から振動信号発生時刻を決定し、前記弾性波測定用の記憶装置に記録された前記弾性波データから弾性波初動到達時刻を決定して、弾性波の初動到達時間を求め、当該初動到達時間に基いて地山の弾性波速度を算出する、 ことを特徴とする弾性波探査方法。
IPC (1件):
G01V 1/00
FI (1件):
G01V1/00 C
Fターム (11件):
2G105AA02 ,  2G105BB01 ,  2G105CC01 ,  2G105CC03 ,  2G105DD02 ,  2G105EE02 ,  2G105FF06 ,  2G105GG05 ,  2G105LL03 ,  2G105LL04 ,  2G105LL05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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