特許
J-GLOBAL ID:201403057367747550

熱可塑性樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-228364
公開番号(公開出願番号):特開2014-111740
出願日: 2013年11月01日
公開日(公表日): 2014年06月19日
要約:
【課題】異なる種類又は組成の熱可塑性樹脂を連続重合する際、切り替えロスを低減し、製造コスト削減、生産効率向上を図る。【解決手段】重合反応器内に、単量体、分子量調整剤、重合開始剤、及び必要に応じて溶媒を投入し、第1の熱可塑性樹脂の重合工程(a)と、第2の熱可塑性樹脂の重合工程(b)とを連続して行う熱可塑性樹脂の製造方法であって、 重合工程(a)後、重合工程(b)前に、前記単量体、及び前記分子量調整剤からなる群より選ばれる、少なくともいずれか一の仕込み比率を変更する切り替え工程(c)を有し、 切り替え工程(c)においては、重合工程(b)における原料の仕込み比率よりも、重合工程(a)と重合工程(b)との原料の仕込み比率の差分に比して過剰に原料の仕込み比率を変更し、維持する工程(c-1)、重合工程(b)における仕込み比率に変更する工程(c-2)を順次行う。【選択図】なし
請求項(抜粋):
重合反応器内に、1種又は複数種の単量体、分子量調整剤、重合開始剤、及び必要に応じて溶媒を投入し、 第1の熱可塑性樹脂の重合工程(a)と、第2の熱可塑性樹脂の重合工程(b)とを、連続して行う、熱可塑性樹脂の製造方法であって、 前記重合工程(a)後、前記重合工程(b)前に、前記1種又は複数種の単量体、及び前記分子量調整剤からなる群より選ばれる、少なくともいずれか一の仕込み比率を変更する切り替え工程(c)を有し、 前記重合工程(a)における全単量体100質量%に対する、所定の単量体の仕込み比率をX質量%とし、 前記重合工程(a)における全単量体100質量部に対する、前記重合工程(a)において配合する分子量調整剤の仕込み比率をG質量部とし、 前記重合工程(a)における全単量体100質量部に対する、前記重合工程(a)において配合する重合開始剤の仕込み比率をM質量部とし、 前記重合工程(b)における全単量体100質量%に対する、前記重合工程(b)において配合する前記所定の単量体の仕込み比率をY質量%とし、 前記重合工程(b)における全単量体100質量部に対する、前記重合工程(b)において配合する分子量調整剤の仕込み比率をH質量部とし、 前記重合工程(b)における全単量体100質量部に対する、前記重合工程(b)において配合する重合開始剤の仕込み比率をN質量部としたとき、 前記切り替え工程(c)は、以下の(条件1)を満足する、熱可塑性樹脂の製造方法。 (条件1): 下記工程(c-1)、工程(c-2)を順次行うものとし、切り替え工程(c)は、 前記工程(c-1)における全単量体100質量%に対する、前記工程(c-1)において配合する前記所定の単量体の仕込み比率をZ質量%としたときの、前記X質量%との差分|Z-X|、及び前記工程(c-1)において配合する全単量体100質量部に対する、前記工程(c-1)において配合する分子量調整剤の仕込み比率をI質量部としたときの、前記G質量部との差分|I-G|のうちの、少なくともいずれか一方が、それぞれ、前記Y質量%、前記X質量%の差分|Y-X|、前記H質量部、前記G質量部の差分|H-G|よりも大きくなるように、仕込み比率を変更し、維持する工程(c-1)と、 重合反応器内へ供給する前記所定の単量体の仕込み比率、及び前記分子量調整剤の仕込み比率を、それぞれ、Y質量%、H質量部に変更する工程(c-2)と、 を含む。
IPC (2件):
C08F 20/14 ,  C08F 2/00
FI (2件):
C08F20/14 ,  C08F2/00 A
Fターム (13件):
4J011AA05 ,  4J011BA01 ,  4J011BB01 ,  4J011BB07 ,  4J011BB08 ,  4J011BB09 ,  4J100AB02Q ,  4J100AL02R ,  4J100AL03P ,  4J100AL03Q ,  4J100FA19 ,  4J100FA37 ,  4J100FA39
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)

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