特許
J-GLOBAL ID:201403061550237932

エアバッグ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-189108
公開番号(公開出願番号):特開2014-046724
出願日: 2012年08月29日
公開日(公表日): 2014年03月17日
要約:
【課題】テザーの緩みを利用して、エアバッグのベントホールを開口させることとしても、迅速に、膨張用ガスを排気可能なエアバッグ装置を提供すること。【解決手段】エアバッグ装置のエアバッグ10が、ベルト材32と排気機構20とを備える。ベルト材は、ベントホール22を塞ぐカバー部34の両側から延びてテザー18として機能する二つの連結片部40,41を有する。排気機構は、カバー部の外周側に位置してベントホールを開口させた外側パネル21と、カバー部の内周側に位置してカバー部にエアバッグの内圧を作用させる内側開口26を設けた内側パネル25と、ガイド部28と、を備える。ガイド部は、乗員D受止時の乗員側壁部15の車体側壁部12への接近時、カバー部を緩ませてベントホールを開口可能に、二つの連結片部を、共にベントホール側へ繰出可能に挿通させ、かつ、エアバッグの膨張時、二つの連結片部をテザーとして機能可能に保持する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
エアバッグが、 膨張用ガスを流入させ、車体側の車体側壁部と乗員側の乗員側壁部とを離隔させるように膨張する構成とするとともに、前記車体側壁部と前記乗員側壁部との膨張時の離隔距離を規制するように、前記車体側壁部と前記乗員側壁部とを連結するテザーを配設させ、さらに、 膨張用ガスを排気可能に前記車体側壁部に開口するベントホールを有するとともに、前記テザーに連なって配設されて前記ベントホールを塞ぐカバー部を、前記乗員側壁部における乗員受止時の前記車体側壁部への接近時、緩ませて、前記ベントホールを開口させる排気機構、 を備えてなるエアバッグ装置であって、 前記カバー部と、該カバー部の両側から延びて前記乗員側壁部に結合され、それぞれ、前記エアバッグの膨張時における前記ベントホール付近と前記乗員側壁部への結合部位との離隔距離を規制可能なテザーとして機能する二つの連結片部と、を有してなるベルト材が配設され、 前記排気機構が、 前記カバー部の外周側に配置されて前記ベントホールを開口させた外側パネルと、 前記カバー部の内周側に配置されて、前記カバー部に前記エアバッグの内圧を作用させる内側開口を設けた内側パネルと、 乗員受止時における前記乗員側壁部の前記車体側壁部への接近時、前記カバー部を緩ませて前記ベントホールを開口可能に、二つの前記連結片部を、共に前記ベントホール側へ繰出可能に挿通させ、かつ、前記エアバッグの膨張時、二つの前記連結片部をテザーとして機能可能に保持するガイド部と、 を備えて構成されていることを特徴とするエアバッグ装置。
IPC (1件):
B60R 21/239
FI (1件):
B60R21/239
Fターム (8件):
3D054AA02 ,  3D054AA07 ,  3D054AA13 ,  3D054BB01 ,  3D054CC11 ,  3D054CC16 ,  3D054DD10 ,  3D054FF16
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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